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ノーザンレイクにも春の気配🌱🌸雪解けと共に顔を出す牧草を、メイショウドトウがモグモグ🐴😋


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


3月に入ってノーザンレイクのある北海道新冠町は、春の気配が漂ってきた。最低気温もマイナス10度以上になる日がなくなった。最高気温も高い日でプラス8度など、雪がどんどん解けてる。雪の下には青草もしっかり育っていて、解けた雪の下の地面が緑色っぽくなってきている。ドットさん(メイショウドトウ)も女子チームも、乾草が配られる前には伸びたての短い青草を食べるのに余念がない。


雪の下にあった短い青草を食べるドットさん


こんな風に草が生えている


放牧地に白湯入りの水桶がかけられて各馬喉を潤した後にドットさんには乾草のルーサンを、女子チームには牧草ロールの牧草を与える。牧草ロールは皆様からのご寄付で昨年1番牧草5個、2番牧草1個(飼料会社の在庫が1個しかなかったため)の計6個購入した。1番というのは、1つの採草地でその年の1番最初に刈った牧草で、2番というのは2番目に刈った牧草のことだ。(3番まで刈るところもある)。1番牧草の方が栄養価は高いのだが、草が硬い。2番牧草は1番より栄養価は落ちるが、柔らかくて食べやすい。馬たちを観察していると、1番牧草より2番牧草の方が食いつきが良い。女子チームの放牧地には、何か所かに分けて牧草を配るのだが、2月のある日、こんなことがあった。2番牧草が残り少なくなったため、数か所のうち1箇所にしか置くことができなかった。タッチノネガイは柔らかく食べやすい2番牧草に味をしめていて、何とか食べようと2番牧草の近くにいた。だがチームで1番強いキリシマノホシや2番手の芦毛ちゃんが、タッチノネガイを追い払って、2番牧草を自分たちが代わる代わる食べていた。それでもタッチノネガイは2番牧草に執着し、牧草のそばでじっと待っていた。やがてキリシマ&芦毛ちゃんが牧草から離れ放牧地の奥に向かって移動していったので、タッチノネガイはとうとう2番牧草にありつくことができた。粘っていれば良いこともあるものだ。


こうして乾草や牧草ロールの牧草を食べた後は、馬たちは移動して生えてきたばかりの青草を食べたり、ボーっとしたり思い思いに時間を過ごす。


ルーサンを食べるドットさん

撮影した2月25日はまだ白銀の世界だった


牧草ロールの牧草を食べる女子チーム

(キリシマノ、芦毛ちゃん、タッチデュール、タッチノネガイの順)


収牧後は馬体の手入れの時間だ。この時期、どの馬も冬毛が猛烈に抜け始める。ぬいぐるみみたいに冬毛が伸びていたのが、キリシマノホシだ。茨城県から北海道に移動してきた2020年の12月頃には寒さに体が驚いたようで、あっという間に冬毛に覆われた。九州生まれのキシリマは、本州の冬しか経験がなかったこともあったのだろう。スラッとした美脚が自慢だったのに、冬毛にすっかり覆われてすっかり大根足になってしまった。ここ数週間、ブラッシングするたびにかなりの量の毛が抜けているが、脚だけはいまだ太いまま。さらに顎のあたりの毛だけが残っていて、仙人の髭みたいになっているのもちょっと笑える。脚の冬げも顔の髭も3月中には抜け落ちて、4月には美脚&美人のキリシマノホシ復活となるはずだ。


こんなに抜けます(タッチノネガイの毛)


キリシマの美脚(茨城時代)


冬の間は太く見えるキリシマの脚



キリシマの仙人の髭


もうしばらく抜け落ちる冬毛との格闘は続くが、放牧地が青草で覆われる春が近いサインでもあるので、晴れやかな気分で日々作業をしている。


最近芦毛ちゃんとの絡みが多いメト


(つづく)

 

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