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キリシマノホシとの思い出🐴😌新たな気持ちでノーザンレイクの運営に向き合う🔥


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


今週は中の人の話を少し...。


2020年7月までの生活拠点だった茨城県。北海道新冠町で引退馬の牧場を開場した後も、私は2020年一杯は茨城県を拠点にしてライターとして美浦トレセン取材を続けて牧場運営資金の足しにするつもりでいた。ところがコロナの影響でネット媒体及び、フリーで活動するライターやカメラマンがトレセンや競馬場で仕事ができなくなった。そのうち解除されるだろうと、キリシマノホシや川越とともに北海道に渡ったものの、他所への移動もはばかられる状況になり、トレセンや競馬場の取材が解禁される気配はなかった。そして他県との行き来がはばかられる状況も長く続いた。


トレセン取材時に撮影(2018年5月23日 ダービーの追い切りに向かうブラストワンピース他)


トレセンではGI レースの共同記者会見も取材していた(2019年9月25日撮影)


そんなこんなで最近ようやく残務整理を行うため、茨城に数回赴いている。近くのコインランドリーが閉店していたり、新しいスーパーマーケットができていたり、いくつか変化している。

茨城で生活していた頃は毎週トレセンに通って取材に勤しみ、空いた時間に競馬引退後に引き取ったキリシマノホシのもとに通った。キリシマが暮らしていたのは、競走馬の育成施設だった。ウォーキングマシンで運動したり、小さな放牧地に放牧したり、馬場が空いている時はそこで走り回って遊んだり、敷地外を散歩したりした。キリシマノホシとの濃密な時間がそこにはあった。キリシマと私たちとの絆が深めることができたのは、あの場所での日々があったからだと思っている。


ウォーキングマシン運動を終え、ちょっと寄り道をして馬房に戻るキリシマノホシ


今度は別の方向から馬房に戻る


馬場で川越と遊ぶ


敷地の外をお散歩中


新冠に移動後は思い出の詰まったあの場所にはもう足を運ばないだろうと考えていたのだが、思いがけずLoveuma.でその施設を目にすることとなった。それが「舞姫の部屋」だ。舞姫たちがいる場所は、間違いなくキリシマが過ごした育成施設だ。ドキュメンタリー映画「今日もどこかで馬は生まれる」の撮影をしたのもこの場所だった。見覚えのある光景に釘付けになり、茨城でのキリシマとの日々が甦ってきた。そしてあの施設で暮らしたキリシマと、今あの施設で過ごす舞姫が同じLoveuma.での連載コラムに登場していることに不思議な縁を感じた。


舞姫の部屋(画像クリックで記事一覧へ)


残務整理に手を付ける日まで結構な時間を要した。今までどこか茨城を引きずっているような気がして、重苦しい気持ちで牧場で仕事をしていた。それも来週で終わる。トレセン取材への未練は年々薄れてはいたが、ある日突然、コロナ禍によって毎週続けていた仕事がなくなったショックが大きかったのも事実。だが来週残務整理が終われば、良い意味でリセットできそうだ。茨城を引きずることなく、新たな気持ちでノーザンレイクや馬、猫たちと向き合いたい。


蹄を痛め数日舎飼が続いていたメイショウドトウ(認定NPO 法人引退馬協会預託馬)

4日振りに外に出られて夢中で草を食べる


牧柵工事が終わった広い放牧地を偵察に回る女子チームと川越の肩を狙うメト

 


【🐎ネコパンチ&牧場猫🐈】

日経賞を沸かせた名馬の猫尽くしアイテムを販売中!


ご好評をいただいているLoveuma.オンラインショップに新しいデザインが追加されました!


新デザインは全2パターン、59アイテムを追加しています。



今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、ネコパンチと牧場猫たちをあしらったデザインです。ネコパンチの名前をビジュアルに活かしたデザイン、3匹と1頭(?)のネコたちをポップなビジュアルに落とし込んだデザインを制作いたしました。




このオンラインショップは、GMOペパボ株式会社が手がける、オリジナルグッズを手軽に作成・販売できる『SUZURI』を利用しています。


梱包・配送・原価設定は全てSUZURIが行っており、全商品共通で1アイテムの購入につき1,500円の収益が発生いたします。Loveuma.は、その収益の100%を、引退馬支援に活用させていただきます。(詳細は各アイテムの概要欄をご確認ください)




より多くの方が気軽に参加できる、グッズの購買による『引退馬支援』というカタチをLoveuma.にて展開していきます。デザインはこれからも追加されていくので、お楽しみに!



 


協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan


1 commentaire


茨城時代のキリちゃんは本当に「犬」のようだ。(☜ 褒め言葉)

荒木牧場のフサイチバルドルもそうですが、引き手なしでも好きな人の合図や呼び声に応えてついて歩いたり、喜んで一緒に遊んだりしてくれる。サラブレッドがここまで人間に心を開くことは珍しく、何度見ても飽きない尊い眺めです。


角膜裂傷が治ったので、改めて過去のノーザンダイアリーにも目を通しています。

2020年の夏、中の人たちは、才色兼備の一人娘✨🐴🎀を連れて海外(🌊津軽海峡の向こう)に移住する家族のようなお気持ちだったでしょうか? 

都会育ちのキリちゃんは、ナイスバディづくりに欠かせなかったウォーキングマシンを恋しく思うこともたまにはあったでしょうか?

でもやっぱり、広い空の下の広い草地で子分いや友達を従えて駆け回る方が楽しいと思ったのではないでしょうか?🌱☘️🌱🍀🌱


佐々木さんが丁寧に取材してこられた馬たち。

川越さんが芸術品のように仕上げてレースに送り出してあげた馬たち。

ノーザンレイクで暮らし、看取られた馬たち。

そしてこれからも、ここでこの場所で人と共に生きてゆく馬たち、猫たち。


無駄に生まれた命は一つもなかった。無駄な時間も回り道もなかった。

すべてはノーザンレイクに通じる運命の旅程だった。

ダイアリーを読み返すとそんな気がしてきます。


2024年、夏。ここからまた新たな旅が始まっていることでしょう。

地球はだんだん住みにくくなりますが、どうか逞しく前に進んでください。

微力ながらそ~っと応援を続けます☺️🫶

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