SNSで話題の来訪者❗️メトにとっての重要人物とは…⁉✨&メイショウドトウとメトがまさかの猫雑誌デビュー🐴
北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。
そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、
馬ときどき猫な日々を綴ります。
SNSの以下の投稿。
憶測が飛んだ投稿
メトやノーザンレイクにとって重要なこの人物は果たして誰なのか。リプライにはいろいろな憶測が飛んでいたが、残念ながら正解者はゼロ。ちょっと難しかったですかね?
では正解です!
メトの名付け親の貝塚秀樹さん、28歳でしたー!!
初日からメト騎乗の洗礼を受ける貝塚氏
メトの名前は、主にFacebokで募集し、たくさんの方が応募してくれた。その中から選ばれたのが、貝塚さんが考えたメトだった。貝塚さんと私たちは旧知の間柄でしかも猫好きということもあり、名前を真剣に考えてくれたそうだ。
以前のダイアリーでも明かしたが、アイヌ語の猫をあらわすメコのメと、湖(ノーザンレイクのレイクから)の意のあるトーを組み合わせてメトとしたとのこと。牧場が北海道にあるので、アイヌ語を使用しようと思ったらしい。
私はこの名前を目にした瞬間、気に入った。メトというシンプルさが何より良かったし、当牧場代表の川越がアイヌ民族をルーツに持っているのでアイヌ語由来というのもピッタリ合うと思った。
だがここは公平にしなければならない。まず多数決で候補を絞り、最後はタロットカードを引いて決めることにした。貝塚さんのメトは多数決で勝ち残って、タロットでも見事に良いカードを引き当てた。自分で言うのも何だが、やらせは一切なしで自分自身が気に入ったメトに決まったことが不思議だった。と同時に、この猫の名前はメトとあらかじめ決まっていたのではないかとすら思った。
最後はタロットで決定
メトという名前でいいか呼んで確認
その名付け親である貝塚さんが前職を辞した。次の仕事につくまでの間、いろいろな地方を巡りたいと、住まいのある茨城県を出発し、まずは東北北海道放浪の旅に出た。その途中で立ち寄ってくれたのだが、これまで馬に関わる仕事をしていたことから、北海道にいる間はノーザンレイクの仕事も手伝ってくれている。
草刈りをはじめ、トラクターを使用して傾いた柵を抜くなど、馬の世話以外にも大活躍だ。見学日には、見学者の車の誘導もしてくれた。どこかに出かけて不在もあるが、来週も作業を手伝ってもらう予定になっている。
トラクターで柵を抜いたあとを確認作業中の貝塚氏
というわけで、メトにとっては名付け親という意味で、ノーザンレイクにとっては短期間とはいえ貴重な戦力という意味で、貝塚さんは重要な人物なのであった。
さてメトだが、とうとう猫雑誌デビューを飾った。辰巳出版の「猫びより」だ。「特集 じまんの我が家」というコーナーに登場する。もちろんメトの相棒でもあるドットさん(メイショウドトウ)や芦毛ちゃんの写真も掲載されている。執筆は私が担当させていただき、ノーザンレイクに暮らす猫や馬の紹介や、引退馬の現状についても書いた。引退馬について猫好きの方々にも伝わるようわかりやすく書いたつもりなので、これを機に広がりを見せてほしいと思っている。
「猫びより」にはドットさんとメトのベストショットも
茨城県からノーザンレイクに移動してきた時は、猫と一緒に暮らすとは考えてもみなかった。それが突如現れた猫の強引さに押し切られるように、ともに暮らすようになり、今度はその猫とドットさんはじめ馬との相乗効果によってノーザンレイクの知名度が上がった。私個人でいえば、猫雑誌で執筆する日が来るとは想像したこともなかった。
メトという猫の持つ力は凄い。改めて思う。そしてメトという名前だったからこそ、ここまで有名になった。そんな気がしてならない。名付け親の貝塚さんにも感謝の気持ちでいっぱいだ。
おまけ 冬毛が抜けてピカピカドットさん
【メト祭り😸】ノーザンレイクダイアリー連載1周年記念グッズ販売中!
ご好評をいただいているLoveuma.オンラインショップに新しいデザインが追加されました!
新デザインは全3パターン、100アイテムを追加しています。
今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、看板猫メトをあしらったデザインです。 メトの何気ない日常を集めたデザインや、ネットミームの宇宙猫をパロディしたデザイン、ノーザンレイクのアイヌ文様と掛け合わせたデザインを制作いたしました。
メトダイアリーデザインは、アンケートに回答していただいた皆さまの投票で選ばれた写真と、ノーザンレイク様ご推薦の写真で制作されています。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
(当選者の発表は後日インフォメーションで出させていただきます。)
ぜひグッズの購入で、ノーザンレイクダイアリー連載1周年をお祝いしましょう!
このオンラインショップは、GMOペパボ株式会社が手がける、オリジナルグッズを手軽に作成・販売できる『SUZURI』を利用しています。
梱包・配送・原価設定は全てSUZURIが行っており、全商品共通で1アイテムの購入につき1,500円の収益が発生いたします。Loveuma.は、その収益の100%を、引退馬支援に活用させていただきます。(詳細は各アイテムの概要欄をご確認ください)
より多くの方が気軽に参加できる、グッズの購買による『引退馬支援』というカタチをLoveuma.にて展開していきます。デザインはこれからも追加されていくので、お楽しみに!
【ご寄付について】
ノーザンレイクでは運営資金のご寄付を受け付けております。
ご寄付につきましては、定期的に収支報告を致します。
馬と人が快適に過ごせる牧場を目指していきますので、今後ともよろしくお願い致します。
また口座振込でご寄付いただきました方々にお礼のメールを差し上げたいと思っております。
可能であれば、寄付された旨を下記アドレスまでお知らせいただけますと幸いです。
寄付口座
苫小牧信用金庫
新冠支店
普通 1510035
川越 靖幸(カワゴエ ヤスユキ)
こちらもチェック
▲ここをタップ / クリック
▲ここをタップ / クリック
▲ここをタップ / クリック
協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会
文:佐々木 祥恵
編集:片川 晴喜
著作:Creem Pan
貝塚さんの命名センスが素晴らしい❗️👏👏👏
名付け親としても草刈り人としても一流の方なのだろうと推測します。
猫の呼び名には比較的多い “M” の音を入れながら、しかも固有の猫名としてはありそうで無い「メト」という響きが断然ステキ💕。私はなんとなく古代エジプトも連想してました。(猫の顔をした「メト神」とかいても驚かない)
動物と関わっていると、人生最後まで新しい出会いと発見の連続だと思います。
元々ジャーナリスティックな発信力がある方のところへメトさん級(あらゆる意味で...😅)の猫が来たら、そこから何かマジカルなもの、おもしろいものが生まれないわけがない❗️
>引退馬について猫好きの方々にも伝わるように
世界中どの牧場を見ても、馬と猫は本当に相性がいい。これは飼い主にも言えることかもしれません。
私の知る限りでは、馬は初対面ですという愛猫家でも、不思議に模範的な触れ合い方ができる人が多い。何より、馬が嫌がることをしないんです。
これは多分、「猫が嫌がること」を知っているからではないかと。ものに驚きやすく、唐突な動きや騒音を嫌う動物に初めて会った時、どう振る舞えばいいかという動物ファーストの「マナー」を心得ているからだろうと勝手に思っています。
猫好きさんと引退馬をつなぐ架け橋として、メトさんには今後も期待大ですね。
これからも、たくさんの良いご縁をつないで行っていただきたいです。
楽しいことばかりとは限らない日々の移ろいの中、ノーザンレイクの仲間たちの「今」を知ることで確実に小さな幸せスイッチが入る。そんな人がもっともっと増えるよう願っています❣️ ☺️