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ネコパンチが牧柵を飛び越えるかも⁉🐎💨対策のため整備をします🤔


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


牧柵工事が始まった。まずはパンチくん(ネコパンチ)の放牧地から。


パンチくんの放牧地 


当牧場の柵がどのくらい前に設置されたのかは不明だが、柵を回した当時は整然としていたはずだ。だが2020年7月に私達がこの牧場に足を踏み入れた時には牧柵が斜めになっていたり、うねっていたりしていた。見てくれが悪いし、なんとかしたかった。


女子チーム放牧地の柵も斜めになったり、うねったりしている


業者に頼まず自らの手で行う人もいるのだろうが牧場を開場するまで川越はトラクターやユンボなどの重機の経験がなく、仮に挑戦したとしても恐ろしく時間がかかって馬の世話に支障が出たり、途中で投げ出す可能性が高いと判断してその選択肢は早くに消えた。かと言って業者に依頼するには資金的に厳しく、気になりながらも3年以上の月日が流れた。


同じく女子チーム放牧地の柵


今現在も預託料収入とまだ軌道に乗っていないグッズ売り上げだけでは牧柵工事代は難しい。だが東京競馬場などJRAの乗馬時代に障害を飛んでいたパンチくんが柵を飛び越える懸念が生じたため、放牧地の牧柵をもう一段高くする決断に至った。決断できたのも、皆様から頂戴した寄付金がある程度の額に達していたからだ。これを機に1番広い放牧地の柵がない箇所に柵を回したり修繕してもらえればと、2つの放牧地の見積もりを取った。見積もり額は2つ合わせて約100万円だった。見積もり額が出た後で、広い放牧地の奥が道路にかなり接近しているため、柵の位置を内側に移動させることにしたので、もう少し金額は上乗せされることが予想される。


牧柵工事予定の1番広い放牧地


工事第1日目は4月29日。柵を一段高くする前に、斜めになったりうねってたりしている牧柵をまずは真っ直ぐに修正。



初日は柵を真っ直ぐに修正


この作業は1日で終了したが、翌30日は雨天で休み。好天の5月1日は牧柵を一段高くする作業に入った。どのようにするかは画像を見ていただければおわかりいただけるだろう。この日は全体の8割ほどが終了し、残りは3日目の5月2日に持ち越しとなった。




2段だった柵をこうして3段にする

2日目でパンチくんの放牧地の工事が終われば、しばらくパドック放牧で我慢してもらっていたパンチくんがリニューアルした放牧地に放した画像か動画をダイアリーに載せられるかと思ったのだが、それはまた来週ということで。


相変わらず食欲旺盛なドットさん(メイショウドトウ)


5月1日に満1歳になったふくちゃん(福豆) お転婆です

 

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協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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