最終回

引退馬支援の事業家として業界を牽引する、株式会社 TCC Japan・代表取締役の山本 高之氏が、
「馬のミライ」をつくるための、考えや想いをお伝えします。
皆さん、こんにちは。
TCC Japan 代表の山本 高之です。
昨年 5月9日に記念すべき 1回目の連載を開始してから、約 1年が経ちました。
毎回 自分の言葉で文章を綴り、馬のミライについて思いを寄せてきました。
今回が最終回ということで、私なりの纏めをお伝えできればと思います。
「馬のミライをつくるには?」
正解はたくさんあると思います。
ボランティア活動を通じて、経済的支援を通じて、自らの活動を通じて、啓発活動を通じて。
私自身、様々な取り組みを通じて馬のミライをつくってきました。
ただ、どの取り組みでも必ず必要なことがあります。
それはその馬を助けたい、ミライにつなげたいという確固たる「思い」です。
その思いが熱量になり、人々を動かし、馬のミライをつくっていきます。
決して一人では何もできません。
ありがたいことに最近は色々な場所、場面でお話をさせていただく機会が増えてきました。
昨日も滋賀大学のアントレプレナーシップの授業にて、約 600名の学生に向けて講演をさせていただきました。


違う角度からアプローチしていくことも、裾野を広げていくことにつながっていきます。
そして興味を持った方が「メタセコイアと馬の森」に足を運んでくれて、実際の馬に出会う機会につながっていきます。
熱量のある思いは、必ず伝播していきます。
多くの方に思いを届ける。そして、多くの方が動き出す礎をつくっていく。
この記事を読んでいただいている多くの方にも、今すぐに出来ることかと思います。
皆さんの一人ひとりの思いが 10人、100人の方の心を動かし、大きなエネルギーとなり社会を動かしていきます。
私も引き続きその「思い」を様々な形で伝播させ、みなさんの多くの熱量を引き寄せながら、1頭1頭の馬のミライを丁寧に大切につくっていきたいと思います。
また様々な場面でお会いすることもあるかと思います。
どこかで見かけることがありましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
最後に、1年前に連載のお声がけをいただきました株式会社 Creem Pan の平林様。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。
私自身、今までの活動を振り返り、思いを整理する機会にもなりました。
馬を愛する皆様、そして馬たちの、笑顔あふれるミライを心よりお祈り申し上げます。
株式会社TCC Japan
代表取締役 山本高之

Profile
山本 高之(やまもとたかゆき)
株式会社TCC Japan 代表取締役
1980年、滋賀県栗東市生まれ。
大学卒業後、コンサルタント会社での勤務を経て、2006年に東京でITベンチャーを起業。
東日本大震災を機に地域の重要性を感じ、出身地である「馬のまち 栗東」で馬に関わる事業を起こすことを決意。
2015年9月、地域の障がいをもった子どもたちのためのホースセラピー施設「PONY KIDS」を開所。
2019年5月、引退競走馬をセカンドキャリアにつなげ、馬と人の福祉活動を行う拠点「TCC セラピーパーク」、2023年には東京表参道に「BafunYasai TCC CAFE」をオープン。
2025年4月には、滋賀県高島市のメタセコイア並木沿いにTCC初の観光養老牧場 「メタセコイアと馬の森」をグランドオープンし、 引退競走馬を事業で生かす様々な取り組みを展開している。
文:山本 高之(株式会社 TCC Japan 代表取締役)
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan

























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