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当時の空気が伝わる…!トウカイテイオーのお宝の数々に対面してきた件について🐴

  • 7月14日
  • 読了時間: 4分


馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である

イラストレーター・鷹月ナトが、

日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。

前回までのあらすじ。


トウカイテイオーの調教助手、リスグラシューの厩務員をされていた北口氏の御宅へ、取材で訪問させていただけることに。初手からリスグラシューのお宝の数々に我々4人は既にたじたじ状態であった。


そして今回はトウカイテイオーのお宝の品…の前に少し栗東を散策した話を。



栗東自体は競馬を見ている人間であれば良く聞く名前、しかし実際おひざ元までくるのは私は今回が初めて。

アテンドしていただいている織明さんに、取材前に栗東トレーニングセンターの周辺を案内してもらった。





標識にもJRAのマークが
標識にもJRAのマークが

栗東トレーニングセンターとはJRAが管轄する施設で、約150万平方メートル(甲子園球場約40個分)の広大な敷地の中に、競走馬の育成を行うための調教設備が整った場所。

関西馬と呼ばれる馬達は殆どが、この栗東トレセンにてトレーニングを受けている。

基本的に馬が往来する場所は、関係者のみしか立ち入りが許されていない場所なので、周辺の一般人でも歩くことが出来るエリアを散策することに。


ほぼ等身大というかそれよりもでかそうなシンザン号像と名前がつけられた石碑。
ほぼ等身大というかそれよりもでかそうなシンザン号像と名前がつけられた石碑。

シンザン号像があるところを超えて進むと、お役所みたいな四角い茶色い建物が。栗東トレーニングセンターの事務所とのことらしい。いやJRAもちゃんとお役所だからそういう見た目になるのはそうか…とは思いつつ…


そこから更に進むと大きな橋が出てくる。名前を凱橋(かちどきばし)という。こういう名前なのは複数個あるうちの門の一つである凱門に近いからだろうか。人工池の側を渡るような形で繋いでいる。


タイルや手すり部分を見ると馬をモチーフとしたデザインがあったりと橋にも馬要素が満載である。



歩いている途中でクリーニング屋も見かけるのだが、馬着も受け付けているという旗が。

汗を良くかくような夏にはお世話になっている厩舎もあったりしそうな…


しかし馬着ってどうやって洗う感じなのだろうか。洗剤は中性洗剤?牧場関係者の方に伺う機会があれば今度伺ってみたいところ。


トレセンの案内図。もはや村というか町。
トレセンの案内図。もはや村というか町。

最後は安井商店へ。こちらはトレセンのほぼ真ん中に位置するお店で、食品系はもちろんのことお酒がかなりのラインナップでそろえられている。

日本酒好きな私と唐沢さんはラインナップの豪華さに変にテンションが上がっていた。

店内には騎手のサインも飾られており、ほんとにトレセンの関係者が多く立ち寄る場所なんだなぁと実感する。


飛び出し坊や栗東トレセンバージョン。お前馬乗れたんか……
飛び出し坊や栗東トレセンバージョン。お前馬乗れたんか……

何故か皆がお土産という形でお酒を買っていく流れが出来始めていたので、私もノリで今年の勝馬(日本酒)を買いました。

競馬場コラボで良く見ていたため気になっていたお酒でしたが、こちらも入手するのは初めて。


後日に勝馬を呑みましたがこれは、とても、美味しい。(謎の宣伝)



さて話は戻り、トウカイテイオーのお宝の品へ。


リスグラシューは厩務員をしていたということで関係する品々を沢山所有されていたが、トウカイテイオーの時は調教助手だった為、そこまで多くは無いと前置きがされた。

いやいやしかし、そんな前置き関係ないと言わんばかりのものが飛び出てくる。


皐月賞のゼッケンと当時の新聞、写真等。
皐月賞のゼッケンと当時の新聞、写真等。

一番下にあるものはトウカイテイオーが皐月賞の時につけていた実際のゼッケン。

ゼッケンを背の部分で切って半分は北口氏、もう半分は厩務員をされていた東さんの2人で分け合ったとのこと。35年経っていても綺麗に残っており、私たちが見せていただけている状況に恐れおののく。


皐月賞、中山競馬場にて大外ながら1番人気を背負い、2着のミスターシービー産駒のシャコーグレイドに1馬身差をつけて勝ったトウカイテイオー。

その時の伝説の代物が目の前にあると、流石に緊張してしまう。



ゼッケンの上にあるのが当時の写真で、栗東で3頭併せで調教しているところや、皐月賞の勝利後の写真を見せていただいた。

また下にある新聞も当時の新聞の切り取り。皐月賞前日の新聞なので、予想のものになるのだが、この時点でも大きくトウカイテイオーが推されているのがよくわかる見出し。


ライバル関係として阪神3歳ステークスを制覇したイブキマイカグラについても書かれており、メインの写真にも2頭が横並びになっているものが使われている。当時の人気上位の馬達への関心ぶりが伝わってくる。



リスグラシュー、トウカイテイオーとお宝の品々をたっぷり堪能させていただき、既に満腹状態ではあるが、ここからは更に当時のことやテイオー達のことを詳しく取材させていただけることに。


(次回に続く)




文:鷹月 ナト

編集:椎葉 権成

著作:Creem Pan


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