メトがメイショウドトウをハイジャック😺🐴💦 そして、厩舎がまさかの雨漏りでご機嫌斜めなネコパンチ❓❓
- Loveuma.
- 1 日前
- 読了時間: 4分
北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。
そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、
馬ときどき猫な日々を綴ります。
5月も終盤に近づいている。前回のダイアリーからここまで、良いこと悪いことなど実に様々なことがあった。実際こんなにたくさんの出来事があるものだろうかと思うほどだ。
まず1つ目は来場される方からよくご指摘を受けていた門から厩舎方面に伸びる直線道路のデコボコがきれいに整地された。整地以前は道のところどころの陥没が深すぎて車は大きく上がり下がりしながら走っていて、車高が低いとお腹を擦ること間違いなしという酷い有様だった。地元の知り合い数人に良い方法はないかを尋ねると｢砂利で穴を埋めてトラクターに付けたバケットで自分でならせばいい｣と皆口を揃えた。だが昨年、土木関係の仕事をしているであろう見学者に｢これは業者を入れるレベルですよ｣と言われたことが気になっていた。そこで日頃からお世話になっているにいかっぷ観光協会に泣きついて信頼できる業者を紹介していただき、5月1日と9日の2日で見事に陥没はなくなり平らになった。別の気になる箇所も補修してもらい、今後は牧柵も含めてその業者さんに相談しながら整備していくことになった。
ゴールデンウィーク中の5月4日。かなり久しぶりにメイショウドトウ（認定NPO法人引退馬協会預託馬）の背中にメトが乗った。川越が屈んでドトウの手入れをしている時にメトが強引に川越の膝の上に乗った。少しの間そのまま手入れを続けていたものの、6キロ強の重しを乗せていては仕事が捗らない。立ち上がった川越は、メトをドトウの背中あたりに近づけた。するとメトはドトウの背中に移動した。人間側に仕向けられたとはいえ、半ば自発的に乗った。一方ドトウはお手入れされながら飼い葉を食べていたからそのまま何事もなかったかのように口を動かし続けていた。少し肌寒かった日と記憶しているが、温かいドトウの背中が心地よかったのか、途中方向転換したり位置を変えながら37分ほど乗っていた。次に乗るのはいつになるのかはわからないが、その機会が訪れたらまたご報告します。
5月10日にはよりによってドトウの馬房が雨漏り。
敷料を入れてある空き馬房から麦稈を出して急遽ドトウの部屋とする。向かいにはネコパンチ。パンチはなぜが耳を背負って怒っているように見える。
ドトウと真正面から顔を合わせたくなかったのか、夕方も同じ仕草をしていた。(現在は耳を背負わなくなった)これで使用している厩舎の10馬房のうち4馬房が雨漏りしている。このままだといずれ他の馬房も雨漏りするだろうし、廊下も所々雨漏りしている。厩舎新築計画がすすんでいるが、これは急ぐ必要がありそうだ。
他にもまだ書きたいことがいくつかあったのだが、それはまた次回（6/24）に...。
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協力：ノーザンレイク
認定NPO法人 引退馬協会
文：佐々木 祥恵
編集：椎葉 権成・近藤 将太
著作：Creem Pan