2年ぶりのアエル訪問、「バックヤード体験プラン」に参加することになったのだが…?🐴👨🏻🦲🪷
- 4月15日
- 読了時間: 3分

かつて育成牧場の場長を務め、現在は曹洞宗妙安寺の僧侶。
「ウマのお坊さん」こと国分二朗が、徒然なるままに馬にまつわる日々を綴ります。
つい調子に乗ってしまい…
2年ぶりに「うらかわ優駿ビレッジ アエル」にやってきた。
一般の人が馬との生活を知る、アエルの「バックヤード体験プラン」のモニター募集に当選したからである。
馬との生活は既に知っているし、なんなら鬱陶しいほどに語ることもできる。
そんな私が何故、体験プランのしかもモニターに応募したのか?
それはアエルの企画に賛同し、参加することで彼らの一助になるのではないかと感じたからだ。
こういった企画に奉職することこそが「ウマのお坊さん」としての仏道である、と思ったからだ。
そうだったら、良かったのだけど。
本当はアノ時「酔っぱらっていた」からです、ゴメンナサイ。
あの晩は、サントリー角ストレートをクイクイ飲みながらSNS(Ⅹ)でアエルの中の人と楽しくやり取りをしていた最中だった。
具体的には、ナカヤマフェスタの画像のアテレコでのやり取りで、面白おかしくケンカを売ったり、過去の恨みつらみを愚痴っていたのだ。
フォロワーさんたちもギャラリー化し盛り上がっていたので、完全に調子に乗った。
その流れの中でこのモニター募集を知り、「よっしゃこの企画に便乗して貴様をボコしに行ったるかんなっ!」的なポストをしてしまったのだ。
もう僧侶として情けないし、全面的に申し訳ない。
ホントに私はすぐ調子に乗るし、身の程をわきまえないのだ。
アエルの方達にとっては、扱いに困ったに違いない。
「この私が参加してやっても良いですよ」臭がドリアンも尻込みするレベルで漂っているではないか。
そもそも趣旨に適合すらしていない。
かといって断り難いこと、親戚のお見合い話の如し。
最終的に丁寧なお礼のメールをいただき、モニターとは違う立場での参加となった経緯がある。
ただこうやって真摯に反省をしたのは、イベントが終わってからだ。
アエルに到着時点の私は、まだドリアンだった。
お風呂に入って、美味しい夕食をいただいた後、部屋でくつろいでいると某夫人(妻)からLINEがくる。
【だれか来たの?】
これも説明が必要であろう。
出発の前日、つまり昨日の晩に(酔っぱらって)Ⅹにポストしていたのだ。
「だれか私とお話したかったら夕食後、時間ありますよ」と。
これは・・・恥ずかしい。
キーボードを打つ手が震えるほどの羞恥心に、今、まみれている。
某夫人は「止めておけ」と制してくれたのだが、私は頑なであった。
「だって前晩入りする人が他に居たら、(自分と)喋りたいんじゃないの?それにスタッフだって(自分の)話を聞きたい人いるかもしれないじゃん」
これは・・・今思わず側にいた猫の腹に顔を埋め「あ゛~っ!」と叫んでから、続きを書いている(猫は遠くへ逃げてしまった)。
もちろん、申し出件数はゼロであった。
だがこれは、ゼロの概念を生み出したインドの数学者が悪い。
そうでなければ少なくともゼロではなかったのだから。
某夫人がニヤケながらLINEを送ってきた様子が目に浮かぶ。
悔しいが、そのあと部屋を出て、誰か私を探していないか、グルッとロビーをひと周りするくらいには、私は自分が好きであった。

(つづく)
文:国分 二朗
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan

























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