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思い出の一品!🐴 ヒシミラクル号の無口をラッフルに提供した件について

  • 5 分前
  • 読了時間: 3分


馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である

イラストレーター・鷹月ナトが、

日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。


無口、ハミのついてない頭絡のことで騎乗時に使用する頭絡とは異なるもの。

そんな馬を動かしたり、洗い場等につないで大人しくさせるための無口。乗馬クラブや牧場見学等で私も頻繁に見ていたり使っていたりしていたのだが、ある馬に無口を提供する機会があった。


基14%さん提供。ヒシカラー無口初装着時。
基14%さん提供。ヒシカラー無口初装着時。




提供した馬が現役時にG1を3勝上げたヒシミラクル号である。

何故無口を提供することになったのか。きっかけはうらかわ優駿ビレッジにいる引退功労馬たちに専用無口が装着されてたところから。

ミラクルの無口の発案者であった基14%さんがそれを見て、見た目がかっこよく、なによりどの馬か競馬ファンであればわかりやすいということで非常に関心を持っていた。


またヒシミラクルは現在は浦河の中村雅明牧場にて繋養されており、見学期間中であれば見学が可能となっている。(今後変わる可能性があるので見学を希望する方は事前に「競走馬のふるさと案内」をご確認ください。)

その際、同じく葦毛の馬でミラクルを慕っているというアオイシンゴ号や、葦毛の繁殖牝馬がいると、初めての見学者はヒシミラクルと勘違いしてしまい、そっちに近づいてしまうこともあったそう。


制作をお願いするにあたって、いただいたラフを元に私の方でデザイン案を作る。A案が採用。
制作をお願いするにあたって、いただいたラフを元に私の方でデザイン案を作る。A案が採用。

中村雅明牧場は生産牧場のため、間違って近づいたことで繁殖牝馬への感染の恐れが出てきてしまう。そんな背景もあったことを知り、馬の間違えてしまうことを防ぐために、牧場から許可を得て無口を制作してくれる店へ制作をお願いすることに。



さてプレゼントしたヒシの勝負服カラーな無口。1年ほど使っていただけたのだが、これも消耗品。毎日の放牧時にも一緒につけているので彼のゴロゴロや雨風の影響もあり、泥等の汚れがどうしても付着するのと、耐久性が下がってきた。


約半年で大分グレーになっていた。
約半年で大分グレーになっていた。

再び新しい無口をプレゼントしようということで、こちらも許可を得て去年の見学シーズンに勝負服カラーから別の色の無口にチェンジしてもらった。


チェンジした後残った無口だが、何かしらオークションか馬事関係の寄付に繋がるようなものに提供したいということで、一時的に牧場の方で保管してもらっていた。

しばらく時が経った後、ちょうど私が2月のホースメッセ2026に参加するということで、そこで行われるラッフルで私のブース名名義で無口を出すことに決定。


現在のNew無口。ウマ娘の新衣装ヒシミラクルに寄せた色に。意外とこの色も似合っていて安堵。
現在のNew無口。ウマ娘の新衣装ヒシミラクルに寄せた色に。意外とこの色も似合っていて安堵。

ホースメッセには2年前に遊びに行った際に、多くの方が来ていらっしゃった記憶もあり、多くの方の関心を得ていただけるのではということ。またラッフルにて寄付されたお金の一部は在来馬の保護活動を支援する公益財団法人馬事文化財団に寄付されるとのことで、馬事関係の方面への寄付にも役立つだろうというのもあった。


ということでラッフルに提供する為に各々の方面に確認を取っていただいたりして、一度私の元に無口が届けられることになったのであった。


(次回に続く)




文:鷹月 ナト

編集:椎葉 権成

著作:Creem Pan


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