相馬野馬追のお行列・圧巻の甲冑競馬にテンションが上がりっぱなしな件について🐴
1 時間前
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馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である
イラストレーター・鷹月ナトが、
日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。
準備が整ったアキュートは、例の馬運車に一緒に行列する馬と共に乗り込んでいく。侍になった社長は別の車で現場に向かう形に。
我々もそれを見送ったあとは、それに合わせて大通りの方面へ移動するのだった。
いつの間にか馬事公苑に2時間ほどいたようで、かなり明るくなった南相馬。大通りが封鎖される時間を気にしながら、解放されている駐車場へ向かっていく我々。恐らく祭場地に近い駐車場は既に満杯になっているのだろう。最初に目星をつけていた少し離れた駐車場も、既に半分以上が埋まっていた。
無事駐車出来た後は、駐車場から徒歩で行軍が見やすい場所を探していくのだが…
一昨年よりも既に人がかなりいる。
歩道には、地元の方々も既に場所を確保してスタンバイしていることが多いのだが、一般客も縁石にかなり座っていたり、場所を確保していたりとさながら重賞の日の競馬場のような状態。
最終的に一昨年とほぼ同じ場所で待機することになり、こちらもお行列開始まで待機を始めた。
しかし生憎の小雨が降ったり止んだりを繰り返す天気。一昨年が非常に暑かった記憶だったのだが、今年はむしろ寒いのだ。歩くとまだマシなのだが、座ったり立ち止まると寒気を感じるレベルであった。

馬や侍たちにとってはかなりありがたい気温ではあると思うが…
やはり寒さを感じるので、何かないかなと近くのコンビニに向かう。
すると駐車場ではお行列の名簿やパンフレット、そしてうちわを頒布していた。
アッッッ自分が描いた絵のうちわ!!!!!!!!!!!!!
ちょうどよく自分が描いたイラストがプリントされたうちわが、配布されていることに気づき、一般客のフリをしながらいただく私。
なんだかんだで欲しかったのでここで自分で回収できていてよかったと安堵。
このような大きな祭事のうちわのイラストを制作できる機会なんて中々ないため、記念として入手できたのは本当に嬉しい限りである。そして多くの方がパンフレットと共に、うちわを受け取っている様子を見て、ニコニコしつつ後方腕組み面をするのであった。

ついに待ちに待ったお行列が始まる。
遠くから法螺貝の音、そして伝令係の侍たちの声が、蹄の音が、奥から聞こえてくる。
まず見えてきたのは相馬太田神社(中ノ郷)の行列。大きな個性豊かなのぼりを各々が携え、馬と共に駈歩、常歩とでお目見えになる。
座りながら見ているとサラブレッドの高さと、侍の力強い誇示するような声も相まって非常に威圧感を感じる。これが農民目線というやつなのかもしれない。(鎌倉時代はサラブレッドではないのはさておき)


道路はアスファルト、信号機もある現代の景色にまるで鎌倉、戦国時代の武士たちがタイムスリップしてきたような様は、相馬野馬追ならではの光景だろう。
第二のお行列が現れる。小高郷、標葉郷のお行列だ。
行列表を見ると、この軍の後ろ側にワンダーアキュートと社長がいるとのこと。
行列が進むにつれ周りの観客も増え、気温も少しずつ上がっていく。たまに馬が興奮して若干観客側に近づいたりするものの、なんとか現状は問題なさそうだ…そう、この時は…
流れていくうちについにアキュート達が見えた。自分は馬が多すぎてで完全に追いついていなかったのだが、周りの面子がしっかり捉えてくれていた。確かに鞍上はムカデ兜の社長だ!
ふれでぃ先生がぬいぐるみと一緒に撮れないかと必死にスタンバイをしていたら、なんとなんと、目の前で止まった。これは仕掛けでもなんでもなく、お行列は不定期に止まったり動いたりを繰り返す。それが運よく今回目の前だったという。

キャッキャッとテンション上がりながら撮影させていただく我々。アキュートも行列の中で暴れずしっかりと仕事を全うしており、えらい~~~~~という気持ちがあふれる。周りの馬達ちゃんと仕事できていて偉い!(肯定
その後は鹿頭さんが登場。こちらも雄々しい騎馬姿での登場。これが戦国時代ならご法度かもしれないが、今は令和。声をかけたら「おぉ!」と振り向いて反応していただいた。この世で良かったと謎の安堵。
いやしかし、あらゆる騎馬の姿を見続けているのだが、誰もがかっこよすぎる、羨ましい。自分も馬を持っていたら参加したいと思ってしまうくらいには。ノーリーズンも存命時はこんな感じで行軍していたのだったのだろうか?ついつい思いを馳せてしまう。

お行列の終盤になり、やばい予感がして急いで近くの仮設トイレに向かうナトさん。何がやばいかって、それは行軍が終わるということは観客もどんどん大移動し始める。そしてトイレを済まそうという人も一気に増えるのだ。座っていたらそうでもなかったが、立ったら尿意が!というあれ。
案の定列が出来ていてオヒャーッ💦となりつつも並ぶ。回転はみんな同じことを考えているのかめちゃくちゃ早いため、すぐに自分の番に。なんとか済ませて出てみると、私が並んでいる時より更に長い列が出来ており、予感は的中していた。こんなとこで予想が的中するより馬券が的中してほしいのだが。
さてなんとか祭場地にたどり着く。2年前は全体が見渡しやすい山側のマス席であったのだが、今回は新たに設けられた第2コーナーエリアを選択。カーブの外側のエリアに入ることができ、近くで甲冑競馬を見ることが出来るのである。
私とふれでぃ先生はこちらで見る形で、他面子は第1コーナーで観覧することに。


甲冑競馬は案の定の大盛り上がりで、入場者が通路の通行可能な敷地にひしめき合っている。他のエリアがどうなっていたのかは不明なのだが、第2コーナーに関しては比較的取材のカメラが多くいた印象で、明らかになんだかそれっぽい服装で、なんだかそれっぽい撮影装備な人たちが多くいた。
天気が朝から雨だったのもあり、馬場は重馬場状態。先団より後ろの騎馬武者たちは泥だらけになりながらもついていく。兜とかどうやって洗っているのだろうか…
短距離戦ダート、なおかつ発馬機なんてものはなくゆるゆる~と始まるこの甲冑競馬。もちろん出遅れると巻き返すのはかなりきつい。
だが後方から差しぬくこともあり、その時は会場は大盛り上がり。競馬場と同じ景色である。泥だらけになった侍が笑顔でゴールを駆け抜けた後第2コーナーまで駆けてくるのだが、泥まみれでも勝ち誇った笑顔が非常に眩しい。馬もなんだか誇らしげに見えて、あぁ、これを浴びにここに来たんだよな…っていう感情に溢れる。


しかし楽しいことばかりは続かず、トラブルも発生してしまう。
甲冑競馬中に落馬が発生。落馬自体はこの行事、割とよくあることではあるのだが、今回はそれだけでは収まらず馬が暴走して観客エリアに入ってしまう。そのまま規制していた通路を走り抜けて奥に逃げていってしまったが、かなり遠めの第2コーナー側から見ていたものの、自分もゾッとして見ていた。
場内は騒然状態。なんとか人も馬も怪我無くいてほしいと願っていたのだが…
その後、馬はなんとか無事に確保できたのだが、馬と衝突事故に合ってしまい、怪我をした人がいたと後々公式から発表があった。
暑さ対策として2年前に5月に開催をずらした相馬野馬追。しかし今度は年々増えていく観客に対してどう安全対策を取るべきか、生き物を扱う祭事として難しい問題が更に積み重なっているように感じた。
その後は安全確認と、侍、観客への馬に対しての注意のアナウンスが流れる。ひとまずはこの後も続行となるようだ。
甲冑競馬を終えた後は神旗争奪戦へ移行するのだった。
次回に続く。
文:鷹月 ナト
編集:椎葉 権成 黒田 航大
著作:Creem Pan

























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