ウイニングチケットとも同郷⁉️ 中の人(AERU乗馬課 太田)を馬の世界へと導いた"名馬"とは…🐴💞📸
北海道浦河町にある、馬をコンセプトにした観光ホテル
《うらかわ優駿ビレッジAERU (アエル)》。
その魅力を日々発信し続けているスタッフ・太田篤志が、
現場でしか味わえない、大自然と馬との触れ合いをお届けします。
みなさまこんにちは🌞
乗馬課 太田です🧑🌾
オウケンブルースリがやってきて3週間ほど経ちますが、すっかり環境に慣れてくれたようでのんびりと過ごしてくれています😌
すっかりAERUの環境に馴染んでくれたようです(*'-'*)
オウケン入厩初日。お隣さんのスズカのヘドバンを興味深そうに観察していました(笑)
2月10日はタイムパラドックスの1周忌。オウケンがこのタイミングでAERUに来てくれたのも、もしかしたらタイムが導いてくれた縁なのかもしれませんね☺️
オウケンブルースリ(左)とタイムパラドックス (右)【栗毛】という所にも縁を感じます☺️
さて、先日SNSでオウケンのド派手な流星について投稿した時に、「みなさんが印象に残っている流星の馬は?」とお尋ねした所、とても多くのコメントと馬の名前が出てきてビックリしました🤗📝
大流星鼻梁鼻大白上下唇大白額鼻梁刺毛
ちなみに私事ですが、オウケンを初めて見た時に思い出したのは自分が馬の仕事をするきっかけになった馬、栗毛の流星・秋の天皇賞馬【サクラユタカオー】でした🐴
功労馬生活を送るサクラユタカオー
馬に興味を持ち始めた学生の頃、キャンプ好きな家族と牧場見学を兼ねた旅行に何度か行ってました🏕🚗
オグリキャップ、トウカイテイオー、テイエムオペラオー、メイショウドトウ、マヤノトップガン、ミホノブルボンなどなど…名馬をこの眼で見た時の光景は今でもしっかり覚えています🥹✨
オープン当初のAERUにも泊まりに行って、ダイユウサクたちの見学もしていました📸(その時のAERUの事はあまり覚えてないです😂)
そんな中、サクラユタカオーのいる静内の乗馬施設に見学に行った時の事。対応してくださったスタッフさんがとても親切で、それが忘れられない思い出となり、馬の仕事に興味を持つきっかけとなりました。
サクラユタカオーと2ショット。この写真は今でも実家に飾ってます😌忘れられない思い出です。
それから専門学校で馬や乗馬の勉強をして、社会人として初めて勤めた職場が、ユタカオーのいるその乗馬施設となりました。
2010年秋にユタカオーは28歳でこの世を去りましたが、馬の仕事に興味を持つきっかけをくれた馬でもあり、初めて関わった引退馬でもあるユタカオーを看取ることまでできた事は、自分にとってかけがえのない経験となり、AERUで繋養されている引退馬たちのお世話に今でも活かされています。
ユタカオーのお墓は桜並木で有名な二十間道路沿いにある桜舞馬公園に設置され、よくお墓参りに行ったりもしてました。最近行けてないのでまた会いにいきたいなぁ。
また会いに行くからね🧑🌾🐴
そうそう、今お世話しているウイニングチケットも、サクラユタカオーと同じ生産牧場という、なんとも不思議な縁も感じています。縁ってホント不思議です。
功労馬生活を送る27歳の時のサクラユタカオー(上)と30歳の時のウイニングチケット(下)。
2頭は種牡馬時代も同じスタリオンステーションで繋養されていたそうです。当時見た事ある方いらっしゃいますかね😌
あの時出会った1頭の《馬》と担当してくださった《人》との縁があったからこそ今の自分があります。
あの時のスタッフさんの様に、お客様に馬の事をもっと好きになってもらえたり、馬の仕事に興味を持ってもらえるきっかけを与えられる人を目指して、これからも頑張っていきたいと思います🙂
《馬》にも《人》にも、そして旅行に連れて行ってくれた《親》にも改めて感謝ですね😊ありがとうございます☺️
自分の話ばかりになってしまいましたが、今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました🥹
乗馬課 太田👨🌾
(つづく)
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協力:うらかわ優駿ビレッジ AERU
文:太田 篤志
編集:平林 健一・椎葉 権成・片川 晴喜
著作:Creem Pan
(太田さんのヒミツが少しわかったゾ😎🎵)
やはり運命的な出会いがあったんですね。馬との。それから、人との。
馬と自分をつないでくれた「人」の存在は大きいですね。
その方がどんなふうに馬と付き合っているかを見て、人間への信頼が回復することもあります。
お父さん、嫌い! お母さんも嫌い! みんないじわるで、大、大、だいっキライだ~!😖💢
。。。と、世界中を敵に回していた反抗期のあの頃、私が唯一尊敬していたのは、乗馬クラブの厩務員さんでした。
言葉の少ない小柄なおじいさんでしたが、家に帰りたくないフテくされた小学生が厩舎の隅に延々と体育ずわりしていても怒らず、怪我をしたポニーや高齢のサラブレッドに時々ボソボソと声をかけながら、一心不乱に世話をしていた。馬が老衰や病気でもう助からないとわかった時は、厩舎に泊まり込んで看取る人でした。
大人になってずいぶんトンデモない人たちとの出会いもある中で、それでも人類に絶望せずにいられたのは、この方のおかげだと思っています。
私たちが一生の間に巡り会える人や動物の数は限られていますよね。
「良き出会い」となれば、さらに少ない。
AERUで太田さんたちスタッフの皆さんと馬たちの触れ合いを見ることで、「信じる力」や「思いやる力」を取り戻し、癒されて帰る人は多いことでしょう。
「あの時」の出会いが今の自分をつくっている、と太田さんが感じておられるように、AERUでの人馬との出会いは、たくさんの人のかけがえのない「あの時」として、大切に心に刻まれるのだと思います。☺️🌸
(PS 馬は先輩馬の見まねでいろんな仕草を覚えることがあります。スズカよ、お隣さんにヘドバンの模範演技を披露しすぎないように!🙅🏻🙅🙅🏼♀️🙅🏾♂️)
AERUに行った時外国人の私にも親切にしてくださってありがとうございます。