外乗オフ関西後編🐴🙌 馬と自然を大満喫してきた件について
- Loveuma.
- 5 分前
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馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である
イラストレーター・鷹月ナトが、
日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。
~関西外乗オフ、前回までのあらすじ~
三木ホースランドパークにて外乗オフをすることに決定。
当日は午前組と午後組と別れてコースを出発。
晴天の中、敷地内を馬と共に歩いていきながら森の中へ向かっていく…

引き続きケイタくんに乗りながら森へ進んでいく。 国有林の中は整備されており、馬も人も車も動きやすいようになっている。 紅葉が始まっている木々もあり、爽やかな空気の中にほんのり赤や黄色が色づいている。 馬上から見えるほのかな秋を感じながらどんどん奥へ進んでいく中、面白い文字が。
「馬に注意」

外乗を通るこのコースはぼちぼち障害もあり、クロスカントリーとしても使われているが、奥にはキャンプ場があったり、一般の方のハイキングコースにもなっていたりする。 一般の方からすると、唐突にハイキング中に馬が出てくる、というシチュエーションもありえるわけだ。 基本的には馬優先ということで、道を譲ってもらう形式となる。
奥へ進むとぼちぼち真っすぐな道が出てくる。 ここから速歩開始。 坂道を上がりながら軽快に坂路を超えていく。いやはや大変気持ちが良い。
速歩で進んで再び常歩に戻す。途中で木々の間から車道が見えてくる場所が。
地元の人たちはもう慣れっこではあるが、たまに車に乗っている人が馬が走っていることに気づいたりするらしい。 馬たちもそんな光景には慣れっこで、臆することなくどんどん進んでいく。
たまに小さい横木が落ちてたりするが、先導の方が避けていく中我々は踏んだり、超えたり、蹴ったり…
様々な方法で横木を吹っ飛ばしていく我々…
再び真っすぐな坂道に入ったところでついに駈歩!
うひょ~~~~~!
ちゃんと駈歩出てる安心!!!!しつつ前についてくついてく。
ちょっと脇に刺さりがちで枝に当たりそうになるのをなんとか回避する。これ当たると結構痛い。足の扶助や手綱で調整しつつ走る走る。ケンタくん道草しがちという話を聞いてはいたが、全然走ってくれるじゃないですか!
再び常歩に戻り、息を整えながら先導のスタッフの方と会話をする。
前にいるYさんと私は実は同じ乗馬クラブなのだが、やはり同クラブの会員さんがお客さんとして外乗に来ることも多いとのこと。
大阪から高速に乗れば行きやすい場所でもある。やはり競技場としてもだが立地としては三木は中々良い場所ともいえる。高速から近いのはありがたい。

現在の乗馬レベルや今のレッスンの内容をお話しながら再び坂路で駈歩。かなり奥地まできたところで折り返し、引き返す。このあたりでUターンしていくが、草が多いため道草されやすいとかなんとか。
坂路続きだったのもあり今度は下り道となっていく。
帰りもぼちぼち速歩、駈歩をしながら入口へ引き返していく。

最初の位置の手前まで戻ってきたところで下馬。しばらくのパートナーだった馬達に愛撫し、おやつで労う。
Tさんが行く前に受付でお菓子を買っていたようだ。自分たちも少しいただきつつ、あげようとするがもう前かきが。
様美式なんですね…馬達はもうわかっているようだった。
ケンタくんによだれをべっとべとにつけられながら食べていただく。結局道草は一切なく完遂出来た。
申し訳なさを感じつつもちょっと嬉しい。
記念撮影を終えて、受付に戻りながら三木ホースランドパークの馬房を見せてもらう。
(関係者と外乗参加された方のみ見学可能。それ以外は時間指定で一部だけ見学可)
ちょうど競技会中なのもあり、屋内馬場では練習か、準備をしているライダーたちもいた。
雨風問わず練習が出来る屋内馬場があるのが羨ましく感じる。

馬房にはOPクラスだった馬や重賞馬もいる中、2004年の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬、マイネルレコルトがいた。G1馬がいる乗馬クラブは中々珍しいのでついつい覗いてしまう。
見学をしていたら午後組が到着。無事に全員が揃った。
時間はお昼時、協議会をしているおかげかフードカーが来ていたので昼食はフードカーで全員買い、ベンチで一時。
午後組は関東外乗でも参加していただいたFさん、Kさんと関西外乗で初めてオフに参加のYOさん(Yさんと被るので一文字追加)。当日に遠方から来るということもあり、午後に回った面子たちだ。
ちなみYOさんとは、過去に北海道の浦河にある浦河渡辺牧場さん(ナイスネイチャの故郷の牧場さんでもある)にて実は初エンカウントしていたことをここで把握する。
ワイワイ昼食した後は午後組にバトンタッチ。
その間は道の駅や近くの小さい市場を散策。烏骨鶏のタマゴを見つけてついつい買ってしまったりした。

午後組が帰ってきた後は近くの喫茶に移動して感想会。
今回の関西外乗は天気からして文句のつけようがほぼほぼ無く、やはり晴天の中で外乗はするに限るなとしみじみ感じていた。
懸念点であった参加者全員がまた来年もオフをやりたいと言ってくれたのはとても嬉しいかぎりだ。次の外乗の案として北海道や千葉等各々が候補を出していくが、この時間もやはり馬乗りのオフならではであろうか。私自身があまり他の会員とお話しないのもあって、色々話を共有できたのも良かった。
関東、関西と合わせて無事今年の私が企画した外乗オフはこれにて終了。
なんとか2回目も無事に成功に終えれて、参加していただいた人たちには感謝しかない。
来年もオフの企画を立てたいと思っているので、またその際はここにてレポートを書いていくので、引き続きよろしくお願いいたします。
文:鷹月 ナト
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan






















