ウイニングチケットのお別れ会🐴🌈予想をはるかに超える規模に、皆さまの"愛"を感じました💞
北海道浦河町にある、馬をコンセプトにした観光ホテル
《うらかわ優駿ビレッジAERU (アエル)》。
その魅力を日々発信し続けているスタッフ・太田篤志が、
現場でしか味わえない、大自然と馬との触れ合いをお届けします。
みなさんこんにちは☀️
乗馬課 太田です🍀
5月27日、ウイニングチケットのお別れ会が執り行われました。
お別れ会会場の再現厩舎🏠
まず、なぜこの日にしたのかと言いますと…
お別れ会を開催するにあたり、ウイニングチケットといえば、やはり日本ダービー🏇
絶対にダービーウィークにやりたいという自分の強い思いで、ダービー前日の5月27日に開催する運びとなりました。
Twitterで、【お別れ会に《参加する》《参加できない》】のアンケートを取ったところ、なんと200人を超える方から《参加する》という回答があり、衝撃を受けながら当日までを過ごす事となりました(笑)
コツコツ準備はしてきましたが、会場となる再現厩舎には馬がいるので会場設営は前日のみ。準備の時間が短く、なかなかハードモードでした😅
お別れ会の日が近づくにつれてファンの方から贈られてくるお花や贈り物がどんどん増えてきました😳手作りの作品がいくつも贈られてきて、どれも本当にあたたかく、気持ちのこもった作品ばかりでした🎁
心のこもった手作りの贈り物たち🎁
Loveuma.グッズを着て参列している方もいらっしゃいました🥹
そして前日、朝から夜までスタッフみんなで会場作り。AERUのスタッフは誰もお別れ会をした事がない(私も過去にお別れ会の経験はありますが出席しただけで作った事はありませんでした)ので会場のイメージもなかなか湧かない中、みんなで色々調べたり聞いたりしながら、なんとか形にすることができました😌
前日の準備は遅い時間までかかりました⏰
いただいたお花が多くて飾る場所がなかなか大変でした💐
贈り物もたくさん☺️当日限定販売のグッズの準備も…みんなでがんばりました💪
皆様からいただいたお花や贈り物、藤原牧場様からいただいた第60回のダービー当日に使われていた横断幕などのおかげで、AERUらしい、スタッフ・ファンのみんなで作り上げた会場ができあがりました🎁前日の夜にある程度完成した時には、達成感に満ち溢れてしまいました(まだ早い😂)
藤原牧場様からいただいた、第60回日本ダービー当日に使用されていた横断幕なども🏁
ウイニングチケット産駒唯一のJRA重賞馬、ベルグチケットの馬主様からもお花が届きました💐
AERUホースギャラリー入り口のイラストでお馴染みの「まきのよしき」さんも今回、ウイニングチケットお別れ会の為にイラストを描いてくださりました。
ウイニングチケットを囲むようにAERUの功労馬たちが🥹
Twitterでご存知の方も多いと思いますが、ウイニングチケットフォトカード第一弾は既に900枚程配布され、お別れ会当日より第2弾のフォトカードが配布されました。こちらもファンの方がご厚意で制作してくださっています🥹ありがとうございます😭
(Twitterアカウント@bigbo_anohana様)
以前同人誌を作ったファンの方からも数十冊のファンブックが届きました。
お別れ会当日にご希望の方に配布させていただきました📕
皆様のおかげでとてもあたたかな雰囲気が生まれました🥹
そして当日…
心配していた雨も朝方に止み、まずまずのお天気⛅️
朝から放牧地ではなく隣の厩舎に移された功労馬たち。
スズカはいつもと違う雰囲気に戸惑っている中、オウケンは流石の無関心っぷり😂
当日の朝☀️最終チェックです✅
8時から受付開始だったのですが、7時を過ぎた時点で開門待ちの車列が10台以上という衝撃の展開からスタート😳
遠方&朝早い時間という事もあり、
「結局、どれくらいの人が来てくれるんだろう…」と期待と不安が入り混じりながら当日を迎えましたが、結果的には約250名のファンの方にお越しいただきました。
お越しいただいた方にお話を伺うと、
道内の方は「朝4時に出ました🚗!」と言う方や、「前日から移動して車中泊して来ました!」という方がいらっしゃったり、
道外の方は「仕事終わりに飛行機で北海道に入り空港近くのホテルで泊まり、朝から来ました🚗!」と言う方がいたり…
もう、一言で言うなら【愛】です。
皆さんのチケットへの愛がすごかったです。
AERUに勤めて10年経ちますが、乗馬課にこんなに人が集まっている風景は初めて見ました🙇♂️
8時過ぎには既にこんな感じ😳
会場(厩舎)の外にまで人がΣ੧(❛□❛✿)
お別れ会が始まる頃には見たことのない数の人だかりが😳
バタバタしましたが、何とか無事に進行することができました😌
お別れ会は再現厩舎内で執り行われましたが、ご列席の皆様のご協力もあり、全ての行程を無事に進めることができました。厩舎では人数が入りきらず、厩舎の外からの参列となってしまう方がいらっしゃったり、お別れ会の経験が無い故、ご迷惑をおかけする事もあったかと思います。
そんな中、関係者の皆様、そしてご列席の皆様と一緒に作り上げ、本当に素晴らしいセレモニーになったかと思います。本当に本当にありがとうございました。
お花でいっぱいになった祭壇💐
みんなに愛されていたことを改めて実感する1日となりました☺️
セレモニー中、当時のダービー映像を見る時間があったのですが、最前列で、誰からともなく自然な流れで後ろの方が見やすいように屈み始め、それが波のように輪が広がって、結果的にほとんどの方が座るという微笑ましい展開になったり、レース映像後に拍手が起こったり、、🥹🥹🥹
お別れ会前後の時間では多くのフォロワーさまと話す機会があったり、フォロワーさま同士がチケットの話題で盛り上がっていたり、チケットのおかげで本当に幸せで、あたたかい、優しい時間がずっと流れていました。
会場にお越しになれなかったファンの方々からも、たくさんのコメントや贈り物を頂戴し、改めまして感謝申し上げます。
お別れ会終了後のお片付け。みなさんお疲れ様でした😊
お別れ会当日、ご来場の方に書いていただいたメッセージカード。
後日展示させていただきたいと思います😊
今回お別れ会を開催するにあたりご協力いただいた関係者やボランティアの皆様、
生産牧場の藤原牧場様、
ご列席いただいた皆様、
そして全てのウイニングチケットファンの皆様、
本当に本当にありがとうございました!
みんなの想いが、間違いなく彼に伝わったと思います☺️
改めまして、、
ウイニングチケット!!
君に出会えて本当によかった!!!
※そういえば今回1番協力(?)してもらったのは、スズカとオウケンかもしれません(笑)
天気もいいのに放牧地ではなく隣の厩舎に移って、午前中は馬房で過ごしてもらいました(功労馬の放牧地の前が会場だったので、雰囲気がいつもと違いすぎてスズカが興奮すると思い、安全第一で隣の厩舎に移動となりました)。ごめんね🙏そして協力ありがとう。オウケン&スズカ☺️
お別れ会があった午前中は隣の厩舎で待機🐴
オウケンは普段と変わらず草食べてましたがスズカはやっぱり気になってすぐ顔出してました👀
お客様もスズカの写真たくさん撮れたのではないかと思います😂
お別れ会後、ようやく放牧地へ。2頭共、協力してくれてありがとう😭
乗馬課 太田👨🌾
(つづく)
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協力:うらかわ優駿ビレッジ AERU
文:太田 篤志
編集:平林 健一・椎葉 権成・片川 晴喜
著作:Creem Pan
お別れ会を主催されたAERUスタッフの皆様の奮闘が、まず素晴らしいと思います。
通常業務がある中、超短時間であれだけの準備を整えられたことがすごい!
これも「愛」なくしては絶対にできないことですね。
主催者の愛、参加者の愛💕💕💕.....お別れ会のリポートからいっぱい伝わってきます。
人という生き物の中にこれだけの優しさ・温かさ・感謝と敬意の気持ちが宿り得るということ。
そのすべては、ウイニングチケットという一頭の馬の存在から生まれ出た感情だということ。
改めて、「感動」という言葉に収まりきらないくらい心が揺さぶられました。(これこそ「大震撼」=ディープインパクト!)
競馬を見るようになってから読んだ本にThe Racing Tribe という一冊があり、タイトルの “racing tribe”(レーシング・トライブ)という造語が気に入っています。訳せば「競馬族」とか「競馬民」になるかな?
著者ケイト・フォックスは現代イギリスの社会人類学者。様々なタイプの人が集う競馬場に行ってデズモンド・モリス仕込みのヒューマン・ウォッチングをすると、見知らぬ人どうしが共通の話題(馬)で気軽に言葉を交わせるようになるまでの時間が、他の社交環境(不特定多数の人が集まる施設、場所)に比べて驚異的に短いことがわかった。
馬は人に、国籍・出自・職業・年齢性別・宗教や政治信条などの障壁を軽々と越えさせてくれる驚異の動物なんですね。😲 (僕らは昔から知ってたよ❣️ 🐴🐴🐴🐴🐴)
お別れ会の後、ゆったりと放牧地☘️へ向かうオウケンとスズカの写真がしみじみ良いなと思いました。
チケットから次の馬たちへ、次の次の馬たちへ、「愛」がつながって行きます。☺️