倒木にヒグマ出没とハプニング続き🌳🐻😱メトも思わず驚きの表情🙀
- Loveuma.
- 2 日前
- 読了時間: 4分

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。
そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、
馬ときどき猫な日々を綴ります。
9月20日夜、暴風雨に見舞われた。ノーザンレイクのある日高管内でも被害が報告されていたが、我が牧場では女子チーム用の広い放牧地の柵近くの大木が根元から倒れた。風の音がもの凄く、木が倒れた時の音は残念ながらわからずじまい。牧柵側に倒れなかったのが救いだった。

根元から倒れる
そして9月24日、借りていない裏山側の放牧地にヒグマ2頭が出没した。
あの黒い物体は?
あれは全頭の収牧を終え、メイショウドトウ(認定NPO法人引退馬協会預託馬)の脚のケアを終えた16時過ぎ。ケアに使用したバケツの水を捨てた後、洗い場から厩舎に向かおうとしていた川越が足を止めた。そして「あれヒグマじゃないよね?」
と私に話しかけてきた。指さした方向を見ると黒っぽい物体が2つ見えた。「鹿じゃない?」と言いながら双眼鏡を覗くと、何だか鹿よりずんぐりしている。まさか!?と思いながらもう1度覗いてみる。
「これはクマかも...」と川越に双眼鏡を渡す。
「うん、ヒグマだ」と川越も同意した。

ヒグマとは距離にして150mくらい離れており、こちらを気にする様子もなく2頭で草か何かを無心に食べていたので緊迫感のない会話になってしまったが、役場の担当箇所にすぐに電話する。
「正に今出ているのですか?」
と聞かれたので「正に今です」と答える。
役場職員がこちらに到着するまでの間、熊撃退スプレーを準備し、2人で熊監視を続けた。職員が到着後は職員が監視をしていたが、2頭のヒグマは放牧地を移動しながら草を食べ続けていた。
人間を気にすることなく2頭で放牧地を堪能?
警官が現着した頃には徐々に林近くに移動しており、最終的には森の中に消えた。日没近かったこともあり、できることは限られていた。役場職員からは夜は外に出ないようにして、厩舎や家周りは灯りをつけて明るくすることなどアドバイスを受けた。
情報から2頭は母熊を亡くした子熊の可能性があるらしいこともわかった。なので危険と言われる母熊がそばに控えている可能性は低そうだ。
今後の状況次第では近々の見学中止も検討中。皆様を危険に晒すわけにはいかないので、中止になった場合はご理解いただければと思う。
そして子熊さんたちには人間の前に姿を表さず、熊生を全うしてほしいというのが本音だが、どうなるのだろうか...。

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協力:ノーザンレイク
認定NPO法人 引退馬協会
文:佐々木 祥恵
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan
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