馬産地見学にタワレコPOPUP、10月はトピックがてんこ盛りだった件について🐴🏞️
- Loveuma.
- 5 分前
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馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である
イラストレーター・鷹月ナトが、
日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。
時が過ぎるのは速いもので、10月も終盤。
自分とって今年の10月は随分長く感じた気もする。遠征が重なるとどうしても考えることが多くなり、やることもいっぱいだったのもあるだろう。
ということで個人的に濃い濃いソース並みだった10月のナトさんを振り返ってみましょう。(今回割と宣伝多めです)
10月頭、第一週目から北海道に遠征。秋といえば馬産地見学シーズンでもある。
取材に回る牧場さんも含めつつ、主に種牡馬牧場をメインに動いていった。
初日に社台スタリオンステーションの見学。イクイノックスやキタサンブラック、エフフォーリア等種牡馬として大活躍中の馬達を見学させていただいた。今回はキャロットクラブの会員の方とも一緒に見学し、熱烈なオルフェーヴルへの愛を伺ったりもした。
また朝からアロースタッドでの放牧見学で、ウシュバテソーロ号を東京大賞典ぶりにご拝見したり、放牧状態では初めてだったリュウノユキナやパールシークレットも拝んだ。
後日パールシークレットの写真をXに上げた際、なんと大狩部牧場の代表の方から反応があり、パールシークレットへの大きな期待を寄せているのが伝わった。バイアリータークからヘロド系の最後の宝である彼が活躍馬を輩出し、インブリードが強くなってきている日本の血統図を、少しでも緩和してくれることを祈りたい。
場所は変わり、9月に亡くなってしまったクワイトファイン号の現状唯一の牡馬産駒であるバトルクウ25も見せていただいた。タイミングとしては離乳前だったが、すくすくと育っており、期待したくなるような成長過程で進めれている。こちらも血統、ラインとしても大きな使命を宿している彼。頓挫なく無事にこのまま上手く成長していってもらいたいところだ。
毎度おなじみYogiboヴェルサイユリゾートファームにも立ち寄り、アローから移動したエポカドーロ、トランセンド、ラニ達を見学。赤い長靴の某お方ともご挨拶できたり。



初めてであったダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスへの見学も行えたり…ここの時点でおっと……?と思っていたのだが、一般見学が可能な種牡馬見学の見学者の方が例年よりも、ものすごい数になっていることに気づく。
別日に優駿スタリオンステーションでも見学させていただいたのだが、人数が150人以上はいただろうか、駐車場がほんとにギリギリの状態。案内するスタッフさんも見に来て早々「なんだこりゃぁ…」と声を上げるほど。
SNSでのフォロワーさん達も10月に北海道に行くと呟いている方も多く、その他の旅行客も含め見事にみんな重なったという状況だろうか。人数制限等は現状は無いため、土日あたりはかなり多くの人が来場しているのだろう。
これだけの人たちが注目、興味を示しているというのはとても嬉しい反面、マナーやルールを守ることや、周知が届いているかも不安になってくる。

また浦河方面にも出向き、AERUさんやヒシミラクルが繋養されている中村牧場へも見学。
ヒシミラクルに関してはデザインを協力した新しい無口をお届けして、New無口バージョンヒシミラクルが爆誕。プチお披露目会のようになっていた。
また洞爺湖方面にも向かい、最後はレイクヴィラファームさんにてメジロドーベルを見学取材させていただいたりと、もう初手から濃い。いずれ北海道旅についてはまた取り上げていきたいと思う。
中旬にはUMAbredのPOPUPが2つ開催。タワーレコード渋谷店と現在も開催中のマルイ有楽町で行われている天皇賞秋面子のPOPUPである。
タワーレコードでのPOPUPでは企画担当の方がとても競馬に熱心な方で、POPUPを盛り上げようと非常に尽力していただいた。本当にありがとうございます。
自分もまさかタワーレコードでPOPUPが行えるとは夢にも思っていなかったので、本当に嬉しい開催であった。

合同で一緒に出店していただいたnetkeiba shopさんも普段通販のものを実際に店舗に置いて触っていただく機会が初めてということで、こちらも多くのファンの方が訪れていた。自分もジェンティルドンナのキャップ帽を買ったり…
また同タワレコ施設内でJRA所属騎手の池添謙一氏によるトークショーも16日に行われた。
流石の人気で先行のチケットは5分以内で完売。凄まじい勢い。
内容についてはトークショーに参加された方限定の内容なので、こちらから書くことはできないのだが、非常に面白い話も聞けて職場になんとか休みをいただいて大阪から這い出てきた甲斐があったと感じた。


18日には出資馬のメイクデビューがあり、東京競馬場に友人と共に参戦。
DMMバヌーシーにて出資しているエピッククイーンの応援だ。京都デビューの予定だったが除外となり、1週ズレて東京に輸送してでのデビューとなった。こちらは川田騎手と鮮やかに逃げきり勝ちをしてくれて友人の横で大人げなく大興奮。
出資馬が新馬勝ちしてくれると競争寿命が増える安心もあり、嬉しさと安堵がこみ上げる。
当日のメインレースは富士ステークスでもあり出来れば見たかったのだが、さいたまスーパーアリーナにてライブの予定があったのでさいたま新都心まで一気に北上した。最高でした。
同日からマルイ有楽町もPOPUPが開始、こちらは体力的な問題でちょっと出向くことが出来ず申し訳なかったが、こちらは現在も開催中で11月3日までの開催となる。
見事な宣伝となるが、
是非。
そして先週、同じく出資馬のキングスコールが菊花賞除外で惜しくも出走敵わず…
正直週末は雨で馬場もよろしくない状態だったので、逆にちょっと良かったかもしれないと思いつつ…
とはいえ賞金が現状足りないのも事実。来年からの馬だとも思っているので今後も期待していきたい。
またノーザンレイクさんで新厩舎のクラウドファンディングが開始。
こちらも実はこっそりリターン用グッズのためのイラスト制作にご協力していたりする。
事前にお話しを伺っていたのもあり、クラファン開始の動きを自分も追っていたのだが…
4時間ほどで見事ゴール!
…
まだ58日あるよ!!?
ものすごい快進撃を見た。俺でなきゃ見逃しちゃ…いや見逃しました…
巷ではレイドバトル(オンラインゲームにおいて1体の強敵に対して複数人で挑むバトル形式のこと)だのどうだの言われていたが、見事にそんな感じで傍から見ていた自分もびっくり。
なんでやろなぁ…(良い意味で)という言葉に大阪の人間は「真面目にやってきたからよ」と返したくなる文化(某引越会社のCMの影響)があるのだが、まさしくノーザンレイクさんの今までの発信と信頼の積み重ねが大きいだろう。
ということで既にゴールはしているが、まだまだクラファンの期間は続いているので、支援希望の方は是非ご覧ください。
また東京の馬事公苑ではTokyo Equestrian Festivalが行われていた。
こちらは馬術競技がもっと他国のように身近で楽しんでもらえるように、というコンセプトを基に通常競技だけでなくエンターテイメントを融合させた競技会も実施している馬事イベント。
こちらに引退馬の触れ合い企画があり、Yogiboヴェルサイユリゾートファームから参戦のダンカーク、ヒルノダムール。Old Friends Japanから参戦のオーソクレース、ダンビュライトが来ており、せっかくなのでグッズを作りたいということでこちらもご依頼を引き受け、制作。アクリルキーホルダーとして販売していただいておりました。
次の機会はタイミングがあれば自分も赴きたいところ…
と、10月は仕事と趣味と取材がてんこ盛りな月でした…
改めて文字にしてみてみるとほんとに怒涛…ここまで色々重なるのも中々珍しい気もします。
もちろん、11月以降も展開するものが色々ございますが、またこちらは追々SNSにて発信していきます。
引き続き、皆様どうぞよろしくお願いします。
文:鷹月 ナト
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan






















