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メタセコイアと馬の森から🐴🌲


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引退馬支援の事業家として業界を牽引する、株式会社 TCC Japan・代表取締役の山本 高之氏が、

「馬のミライ」をつくるための、考えや想いをお伝えします。


皆さん、こんにちは。

TCC Japan 代表の山本 高之です。


昨日 12月4日(木) NHK 総合「あさイチ」の生中継(全国放送)にて、観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)の並木馬車と馬さんぽ(乗馬)が紹介されました。


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ちょうど今季初の積雪となりましたが、馬たち(りんごちゃん・ゴールドフラッグ)は立派に役割を果たしてくれました。


11月後半からは本格的な紅葉シーズンが始まり、毎日 驚くほど多くの方がメタセコイア並木を訪れています。

「メタセコイアと馬の森」にもたくさんの方がご来場され、馬とのふれあいや厩舎見学、馬さんぽ(乗馬)や並木馬車を楽しんでいただいています。


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受付でチケット販売をしていると、馬を見たことがないという方が圧倒的に多く、その方たちが興味を持って厩舎の見学に行かれたり、馬さんぽ(乗馬)をしたりと、日々 確実に普及啓発が進んでいることを実感します。

老若男女、幅広い世代の方から(馬を見て)「可愛い」「きれい」「かっこいい」と様々な言葉が聞こえてきて、馬のもつ魅力は素晴らしいと改めて思います。


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さて、「競馬の日」9月16日(火) より挑戦していましたクラウドファンディング「馬のみらいアクション2025」が 11月末で終了しました。

多くの方のご支援をいただき、また「TCC 広報大使」アオラキの大きな後押しもあり、無事に目標を達成することができました。

心より御礼申し上げます。


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皆さまからのご支援のおかげで、様々な環境整備工事を行うことができました。

・角馬場の牧柵リニューアル(20m × 40m)

・サンシャインパドックの新設(2ヶ所)

・丸馬場の新設

・敷地全体 牧柵の新設

・厩舎エリア 砕石地面を芝生やウッドチップに

・厩舎裏 芝生エリアの拡大

・馬道のぬかるみ工事

・厩舎エリアの Wi-Fi 工事

・水道工事


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追加工事なども発生して予算はオーバーしてしまいましたが、人馬にとってより安心安全で快適な環境整備ができ、まさに “馬のミライをつくる” 工事となりました。

 

サンシャインパドックができたことで、この場所で養老余生を過ごしている TCCホース(引退競走馬)ナリタミニスターやキングスクロスも放牧ができるようになりました。


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角馬場が広くなり牧柵がしっかりしたことで、今まで乗馬のお仕事ができていなかったゴールドフラッグやフルーキー、ナリタシュウの乗り運動ができるようになり、この繁忙期に馬さんぽ(乗馬)で活躍してくれています。


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敷地全体を囲う牧柵ができたことで放馬の不安も軽減され、馬たちも厩舎の外に出やすくなりました。

馬道の泥のぬかるみがウッドチップになったことで、馬たちが足をとられて怪我をするリスク、もちろんお客さまの事故のリスクも軽減されました。


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普及啓発と環境整備、この秋は充実した “馬のミライをつくる活動” に取り組むことができました。

ハードワークをしてくれた人馬に感謝です。

 

いよいよ冬がやってきます。

この冬は、新しい馬とのプログラムを提供するために準備を進めています。

どうぞお楽しみに!


Profile

山本 高之(やまもとたかゆき)

株式会社TCC Japan 代表取締役


1980年、滋賀県栗東市生まれ。

大学卒業後、コンサルタント会社での勤務を経て、2006年に東京でITベンチャーを起業。

東日本大震災を機に地域の重要性を感じ、出身地である「馬のまち 栗東」で馬に関わる事業を起こすことを決意。

2015年9月、地域の障がいをもった子どもたちのためのホースセラピー施設「PONY KIDS」を開所。

2019年5月、引退競走馬をセカンドキャリアにつなげ、馬と人の福祉活動を行う拠点「TCC セラピーパーク」、2023年には東京表参道に「BafunYasai TCC CAFE」をオープン。

2025年4月には、滋賀県高島市のメタセコイア並木沿いにTCC初の観光養老牧場 「メタセコイアと馬の森」をグランドオープンし、 引退競走馬を事業で生かす様々な取り組みを展開している。




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文:山本 高之(株式会社 TCC Japan 代表取締役)

編集:椎葉 権成

著作:Creem Pan


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