奥がとっても深ーーーい…馬学講座『馬の飼育管理』を受講してきました!🐴👨🏫✍️
- Loveuma.

- 1 時間前
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「馬づくりを通じた社会貢献を」をスローガンに掲げて育成牧場を運営する、株式会社EQUIFINE。
そして同社スタッフたちが「引退競走馬の価値創造と終生飼養」を目指した活動を続ける、一般社団法人ホースサポートセンター。
そんなホースマンたちが、日々真摯に馬と向き合う様子をお届けするブログです。
こんにちは😌
EQUIFINEスタッフのもーりーです🍎
先日、関東装蹄師協会さんが開催する馬学講座に行って参りました🐴
はじめに、このような機会を設けて下さりありがとうございます。
今回のテーマは2つ、
『馬の飼育管理』についてと『高齢馬の管理』
現在管理させて頂いております競走馬達の為にも、少しでも訳してあげられればという思いから、今回は飼育管理メインで受講させて頂きました。

お写真は詳しくお見せすることはできませんが、受講内容は主に
馬の消化器官から、それらに適した飼料の種類や、栄養不足、栄養過多が招く病気などなど……
それらに付随して、蹄への影響も新たに学ぶことができる内容となっております🧲

馬は身体の割に胃が小さく(消化器官のうちわずか7%)10ℓまでしか蓄えておくことができません。
他の90%は小腸や大腸、大結腸などが占めています。
胃は主に糖類や一部のタンパク質を吸収する役割を担っており、食べ物が通過し終わるまで1.5〜3時間かかると言われています。
小腸はデンプン、糖質、タンパク質(主に穀類として含まれる)を吸収し、通過までは3〜6時間ほどと言われています。
ここまでの栄養は、朝に摂取していれば午後にはエネルギーに変換されています☝️
大腸は、主に乾草などの繊維質、小腸などでは吸収されなかった糖質やタンパク質を吸収する役割があります。
盲腸を通過するまで6〜12時間
結腸を通過するまで16〜24時間
直腸を通過するまで30〜35時間
エネルギーとして変換されるには、1日以上かかると言うことになりますねっ👀

さて、馬が必要とする基本の栄養素の分類は何かご存知でしょうか❓
①水分
②炭水化物 脂質(エネルギー源)
③タンパク質
④ミネラル
⑤ビタミン
となっております。全部話すとキリがなく、
日が暮れるので今回は炭水化物と脂質の関係だけお話しましょう🔎

炭水化物、脂質は馬のエネルギー源です。
炭水化物はエネルギー効率がよく、主に糖質であるデンプンと、乾草などの繊維質が代表となります。
(💡デンプンは穀類に多く含まれており、消化吸収されやすい1面を持っております。
繊維質は小腸の微生物によって分解されるので、消化によっての吸収はされづらいとされています。)
⚠️しかし、太らせたいからと言ってバクバク食べさせればいいというものではありません⚠️
何でもかんでも、過剰摂取はコワーーイのです😱
胃のキャパが10ℓまでなのに対して、
それをオーバーする大量の餌を食べてしまうと胃では処理しきれなくなります。(最悪の場合破裂します)
↓するとどうなるでしょう。
小腸、盲腸までデンプンが溢れてしまい…
盲腸の中で乳酸発酵し、腸内の酸性度が上がってしまいます🌡
↓上がってしまうとどうなるの?
腸内の微生物が死滅💀
毒素が出てしまい、複合的要因から疝痛のリスクが高まります🤯
酸性化
毒素
血管収縮
を起こした結果、スクミや蹄葉炎の原因にもなるとされています⚠️
コワーーイですね😫
さて、忘れていました『脂質』の存在。
脂質は炭水化物の2.5倍のカロリーがあるというメリットを持つ反面、燃焼に時間を要するデメリットも持ち合わせていますが……
が……‼️
炭水化物と脂質は代用可能なので、穀類の代わりに食用油を入れる事も可能だとか‼️
脂質は炭水化物の約3倍のエネルギー濃度ですから、
例えば、エンバク900mℓに対しての食用油は300mℓで置き換えることが可能です🙆♀️
(ただし、1日700mℓまでにしておきましょう)
食い意地をはって一気に食べちゃう子や、太らせるために沢山食べさせなければならない子、
色々馬によっては事情はあるかとおもいますが、大切なのは
ゆっくりと数回に分けて食べさせる事が大事‼️

顔バレ、身バレ防止のためメンコ越しで失礼します。
名古屋でも食い意地張らずにゆっくり食べてくださいネ……。
と、こんな感じで、炭水化物と脂質の話だけでもてんこ盛り……💦
馬ってば、奥がとっても深ーーーいです🙃

毛艶、蹄、体調、馬の不調は内臓からがほとんどだと思っています。
全頭、幸せで、健康であって欲しい気持ちはみんな一緒です。
食べ物には常に気を使っていきたいですね。
関東装蹄師協会さんは、このような様々な馬学講座を提供してくれています。
改めまして、本当にありがとうございました🙇🏻♀️
馬に乗る人も、乗らない人も、競走馬、乗馬、馬に関わる全ての人のヒントになること間違いナシです!
知ってると知らないとでは大違いですからね。
『知ってるから』ではなく、『新しい発見があるかも!』という前向きな姿勢で常に挑みたいですねっ🔥
※馬主の許可を得て掲載しております。
文:株式会社EQUIFINE・一般社団法人ホースサポートセンター
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan





























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