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白毛のアイドルホース「アオラキ」が TCC 広報大使に🏇🤍


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引退馬支援の事業家として業界を牽引する、株式会社 TCC Japan・代表取締役の山本 高之氏が、

「馬のミライ」をつくるための、考えや想いをお伝えします。


皆さん、こんにちは!

TCC Japan 代表の山本 高之です。


アオラキの「TCC 広報大使」就任発表から、大変多くの反響をいただいております。


「魚目が特徴的」
「魚目が特徴的」

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現役の競走馬が引退競走馬支援団体の広報大使になる、また「人間」ではなく「馬」が広報大使というのも、初めての取り組みではないでしょうか。

 

馬主さまからご連絡をいただいてから、発表までの数ヶ月間。

TCC としても初めての取り組みのため、慎重に協議・検討を重ねてきました。

 

 

TCC では「馬を救い、人を癒やす」をコンセプトに掲げ、行き場のない引退直後の馬をホースシェルター® で受け入れ療養期間を提供し、全国各地の乗馬施設や牧場と連携してセカンドキャリアを生み出しています。

また「終生飼養」を前提として、その馬を最期まで支える取り組みを行っています。

 

「支援」という活動をしているため、どうしてもレースで活躍したような有名馬は少なく、PR 面はずっと抱えていた課題でもありました。

ただ、やはり私たちの活動の原点は「支援」であり、他にも行き場・居場所がある馬を TCC で積極的に受け入れる、ましてやこちらからお声かけをするということはしてきませんでした。

 

 

アオラキは、TCCホースとは別の枠組みで受け入れることになります。

現役競走馬のため詳細発表はこれからとなりますが、アオラキがしっかりとお金を生み出すことによって自身の生きていく糧はもちろん、他の引退競走馬たちへの経済的支援にも繋げていきたいと考えています。


「どこか誇らしげな表情のアオラキ」
「どこか誇らしげな表情のアオラキ」

先日 TCC からアオラキのぬいぐるみ(大小 2種)を発売したところ、あっという間に即日完売となりました。


「可愛いツーショット」
「可愛いツーショット」

アオラキの人気ぶりに驚くとともに、アオラキを通じて TCC の活動を知ってのご入会や、現在実施中のクラウドファンディング「#馬のみらいアクション2025」でのご支援など、すでに広報大使として様々な波及効果を生み出してくれています。


競走馬引退後は、観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」(滋賀県高島市)へ入厩することになります。

多くのファンの方がアオラキに会いに来てくれることが今から楽しみですし、人と馬がより安心安全に快適に過ごせるよう環境整備も進めていきたいです。



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アオラキを通じて引退競走馬の存在や現状の認知が広がること、多くの方が実際に馬と出会う機会が増えること、そしてそこで落としていただくお金をより多くの引退競走馬のミライづくりに繋げていくこと。

これからは、TCC とアオラキがタッグを組んで取り組んでいきます。



Profile

山本 高之(やまもとたかゆき)

株式会社TCC Japan 代表取締役


1980年、滋賀県栗東市生まれ。

大学卒業後、コンサルタント会社での勤務を経て、2006年に東京でITベンチャーを起業。

東日本大震災を機に地域の重要性を感じ、出身地である「馬のまち 栗東」で馬に関わる事業を起こすことを決意。

2015年9月、地域の障がいをもった子どもたちのためのホースセラピー施設「PONY KIDS」を開所。

2019年5月、引退競走馬をセカンドキャリアにつなげ、馬と人の福祉活動を行う拠点「TCC セラピーパーク」、2023年には東京表参道に「BafunYasai TCC CAFE」をオープン。

2025年4月には、滋賀県高島市のメタセコイア並木沿いにTCC初の観光養老牧場 「メタセコイアと馬の森」をグランドオープンし、 引退競走馬を事業で生かす様々な取り組みを展開している。




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文:山本 高之(株式会社 TCC Japan 代表取締役)

編集:椎葉 権成

著作:Creem Pan


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