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支援者が5000人超!感謝感謝のクラウドファンディング😭 戦略担当のメトも喜んでいます😹


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北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。


10月24日から「1頭、1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ」

と題してはじめてのクラウドファンディングを実施している。


私が最初に寄付する側としてクラウドファンディングに参加したのは、今から7、8年前になるだろうか。それはLoveumaを運営するCreem Pan が制作したドキュメンタリー映画「今日もどこかで馬は生まれる」の製作費を募るクラファンだった。映画の監督をつとめ、現在はCreem Panの代表取締役の平林健一さんからFacebookにメッセージが来たのがきっかけで、紹介記事を書くなどして協力するようになったと記憶している。当時は美浦トレーニングセンターで取材する傍ら、引退馬関連の記事を精力的に書いていた時期でもあり、このような引退馬を主題にしたドキュメンタリー映画が世に出てほしいと願って、些少な額ではあったがお金を投じたのだった。この映画には個人で引退馬を引き取った一例として、キリシマノホシと私たちも撮影してもらった。私たちにとってとても良い思い出になったし、クラウドファンディングという資金調達方法を知るきっかけにもなった。だがその時は自分たちがクラファンをするという未来が待っているとは想像だにしていなかった。


そもそも映画に出演した当時は、引退馬の牧場をやるために北海道に戻ることはまだ考えてはいなかった。だがキリシマノホシを広い大地で馬の友達と過ごさせてやりたいという思いが川越の中で日に日に募り、それが川越の生まれ故郷である新冠町での現在に繫がっている。


借り受けた牧場の厩舎は築40~50年以上。屋根はトタンが剥がれそうになってはいたが、写真のシャッターを挟んで向かって左棟はまだ使える状態にあった。しかし雨が降ると雨漏りする箇所があることがほどなくしてわかった。それが年を追うごとに徐々に広がり、今や左棟の向かって右半分近くが雨漏りするようになった。


築40~50年以上の厩舎 今使用しているのはシャッターを挟んで向かって左側
築40~50年以上の厩舎 今使用しているのはシャッターを挟んで向かって左側

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今年春にメイショウドトウ(認定NPO法人引退馬協会預託馬)の馬房が雨漏りが始まり、ネコパンチの向かいに移動した。


見づらいかもしれないが、今年5月にドトウの馬房が雨漏り

1か月もしないうちにネコパンチの馬房の雨漏りが始まった。その状況を前に一刻も早く新しい厩舎を建てなければと焦りが出てきた。そんな折、以前からお世話になっていた「にいかっぷ観光協会」が今回のクラウドファンディングを立案してバックアップしてくれることになった。何回も打ち合わせを重ね、クラファン用の文章を書いたりリターンの準備をしたり、応援メッセージを依頼したりと慌ただしく時間が過ぎていった。


そして迎えた10月24日11時、ついにクラファンが開始された。クラファン期間中に目標額に達しなければ貰い受けることができないall or nothing方式のため、必要最低限の1500万円を目標額に設定した。

たくさん応援してくださる方がいるのはわかっていたので、内心1500万円は集まるだろうと思っていた。しかし、開始して4時間弱で目標額に達するとは想像していなかった。その後も支援者数、金額ともにどんどん伸び、10月30日午前中現在は支援者が5000人を超え、6000万円に手が届こうかという金額になっている。初めは実感が湧かなかったが、支援してくださった方々のコメントからは皆さん純粋に応援してくれていて、新しい厩舎が建つのを楽しみにしてくれていることが伝わってきた。

クラファンに少し後ろめたさを感じていたが、応援してくれる方々のおかげで、今はだいぶ前向きに取り組めるようになっている。本当に感謝しかない。


クラウドファンディングが始まった翌日の10月25日には、隣町の新ひだか町で馬や馬文化に触れて楽しむ「うまカルフェス」 というイベントが開催された。川越はサラブレッドの展示に招かれたネコパンチに付き添っての参加。用意された馬房でパンチは食べてばかりいるので、川越は扉を開けて来場した方々が写真を撮りやすいようにしていた。ネコパンチに会いにきてくれた方に喜んでいただけたなら嬉しいのだが...。



うまカルフェスに登場したネコパンチ(多分馬)

写真提供:さめ


一方私はノーザンレイクグッズを販売するために出店。出店中は多くの人から「クラファン達成おめでとうございます」とお祝いの言葉をかけてもらった。にいかっぷ観光協会のスタッフが作成してくれたメトとネコパンチが登場するクラファンのチラシも配ったが、既に今回のクラファンを知っている方が多くてとても励まされた。


うまカルフェスに出店 
うまカルフェスに出店 

クラファン開始、うまカルフェスと続いたために、かなりバタバタしてしまったが、クラファンサイトやSNS、直接会った方々から温かい言葉をもらってクラファンを頑張っていこうという気持ちを新たにすることができた。


支援してくださる皆様のおかげで基礎工事進行中
支援してくださる皆様のおかげで基礎工事進行中
クラウドファンディング戦略担当のメトの名刺 クラファンのリターンにもなっている
クラウドファンディング戦略担当のメトの名刺 クラファンのリターンにもなっている

ドトウも元気です!

【🐎ネコパンチ&牧場猫🐈】

日経賞を沸かせた名馬の猫尽くしアイテムを販売中!


ご好評をいただいているLoveuma.オンラインショップに新しいデザインが追加されました!


新デザインは全2パターン、59アイテムを追加しています。


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今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、ネコパンチと牧場猫たちをあしらったデザインです。ネコパンチの名前をビジュアルに活かしたデザイン、3匹と1頭(?)のネコたちをポップなビジュアルに落とし込んだデザインを制作いたしました。




このオンラインショップは、GMOペパボ株式会社が手がける、オリジナルグッズを手軽に作成・販売できる『SUZURI』を利用しています。


梱包・配送・原価設定は全てSUZURIが行っており、全商品共通で1アイテムの購入につき1,500円の収益が発生いたします。Loveuma.は、その収益の100%を、引退馬支援に活用させていただきます。(詳細は各アイテムの概要欄をご確認ください)


より多くの方が気軽に参加できる、グッズの購買による『引退馬支援』というカタチをLoveuma.にて展開していきます。デザインはこれからも追加されていくので、お楽しみに!




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協力:ノーザンレイク

   認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:椎葉 権成

著作:Creem Pan


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