人を乗せるために欠かせないステップ「馴致」について密着リポート!🐎
- Loveuma.

- 9月30日
- 読了時間: 4分

「馬づくりを通じた社会貢献を」をスローガンに掲げて育成牧場を運営する、株式会社EQUIFINE。
そして同社スタッフたちが「引退競走馬の価値創造と終生飼養」を目指した活動を続ける、一般社団法人ホースサポートセンター。
そんなホースマンたちが、日々真摯に馬と向き合う様子をお届けするブログです。
こんにちは🍎
EQUIFINEスタッフのもーりーです🙂
前回のブログに引き続き、さっそく弊社では1歳の馴致が始まりました😤
去年の馴致は、馬事公苑コンビで代表藤沢とマネージャーの牧野の2人で馴致を担当しました。
目を合わせただけで会話ができる2人であっという間に3頭の馴致を終わらせてしまったわけですが…
今回は私も間近で現場を見させて頂く事に。
もーりーは「馴致」という馬が人を乗せるために欠かせないステップを、見ることはありましたが今までは遠目に見るくらいでした。
関わる人間のアクション一つ一つが、その馬の説明書を書き換えてしまうくらいの効力があると思っている重要なステップ。
ひとつ間違えるだけでも、馬からの信頼を失います。
間近で見られるだけでも、一瞬一瞬に緊張します。
本当に。
もちろん私は1歳ちゃんには触りませんが、声のトーンを意識して代表藤沢と一緒になって優しく馬に話しかけながら、ドキドキの馴致を見守ります…👀
ロープでパタパタ、まずは軽いアクションから始め、馬の反応をチェック🔎

「平気だよん😗」とよそ見するくらいには余裕なご様子で。
軽いものからレベルを上げ、大きくバサバサする面積の広いタオルもチャレンジ😤
黒と白のコントラストが派手🏁

「身体拭いてくれるの?」とこちらも難なくクリア😲
皆が皆、この子の様にトントン拍子で進むわけではありません。
この神経の図太さは、この子の個性ですね🐴
そして、早い段階からとても手をかけられていた。というのもあったのでしょう。
次々と項目をクリアしてくれました😙

「どう?ゼッケン似合う?」
たまにお遊びなんかも混ぜちゃって…
馬にとって赤色は見えない色。
地面に転がる大きな四角い黒い物体に見えているはずですが……

赤色ゼッケンなんのその。ド派手に踏んずけちゃってます👀
腹帯を締める動作を催したテストも余裕でクリア👏
出来る項目をたくさんやらせて、成功体験を増やして、その分だけたくさん褒めてあげると、
馬も「まぁね😏」といったテンションに持ち込めます😆

さあ‼️ここまでは順調に進みましたが、油断は禁物⚠️
次の項目へと移ります。
果たして1歳ちゃんは人間の発信するアクションを上手に汲み取ってくれるのでしょうか。
さっきまでたくさん褒めてくれてたのに、
いきなりチッチ言われて、追われて、不愉快なんですけど💦
まぁそうなりますよね。
1歳ちゃん、とても分かりやすくびっくりしてます🫢

ありとあらゆる手で、不満をぶちまけます。
が、代表はそんな事では全く動じません。
誰だと思ってるんですか、藤沢ですよ。笑

決して叱ることなく、なだめてすかして、
馬の気持ちや言葉を汲み取りながも、人間の要求に応えられれば即座に優しいトーンで褒める。
ひたすらその繰り返しです。
まだまだぎこちなさそうですが、「前に進んでね」というお願いを何となく理解出来たところで次に進んじゃいます。
鉄は熱いうちに打て?
完璧を求めすぎるあまり、粘りすぎると
馬のパフォーマンスも長く続かず、褒めるタイミングを失って引き際が分からなくなりますからねっ💦
いい塩梅がわかっている藤沢氏はサクッと馬装して、

サクッと延長線で、ちゃっかり馬装ありでそのまま調馬索🤫

特に飛んだり跳ねたり、何より怪我もなく(1番大事)
近々跨がれそうな雰囲気の1歳ちゃんでした。
焦りは禁物、身体もまだまだ成長途中だし、焦らずゆっくりやろうね😚

今回はもーりーも大興奮で思わずお写真多めとなってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました✨️
弊社の馴致風景はこのような感じになっております🙇♀️
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文:株式会社EQUIFINE・一般社団法人ホースサポートセンター
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan
































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