DDSPの疑いがある馬が入厩🚚🐴…ところでDDSPとはなんぞや?🤔
- Loveuma.

- 57 分前
- 読了時間: 3分

「馬づくりを通じた社会貢献を」をスローガンに掲げて育成牧場を運営する、株式会社EQUIFINE。
そして同社スタッフたちが「引退競走馬の価値創造と終生飼養」を目指した活動を続ける、一般社団法人ホースサポートセンター。
そんなホースマンたちが、日々真摯に馬と向き合う様子をお届けするブログです。
みなさまこんにちは🔆
EQUIFINEスタッフのもーりーです🌱
先日、弊社にDDSPの疑いがある馬が入厩してきました🚚
内視鏡を鼻から挿入して検査を行いました。

DDSPとは何ぞや。
そう思われてる方もいらっしゃることでしょう。
私も何ぞや。と思っていましたので自前の図解も踏まえて調べてみました🔎
●「馬は口で息をすることが不可能」
不可能ではありますが、口と鼻、全く別々の道になっている訳ではなく…
我々人間とは少し異なっていますが、
酸素を取り込む時も、食べ物を取り込む時も、『咽頭(いんとう)』という器官を介してそれぞれ適切な場所へと別れていきます。
それぞれの場所へ導くために必要な場所
図の緑の部分の『喉頭蓋(こうとうがい)』といいます。

上の図は正常時の図で、
運動時、酸素を取り込む場合に軟口蓋(なんこうがい)に覆い被さるように喉頭蓋が上に乗っかり、酸素を気道へと導きます。
実際の軟口蓋、喉頭蓋はこんな感じ。

このように、喉頭蓋が軟口蓋に覆いかぶさっているのが見えるかと思います👀

●DDSPになるとどうなるのか?
今回の内視鏡では症状がハッキリと見られたわけではないので、手元に資料がございません。
※運動時のみに変位するIntermittent型
また、常時変位しているPermanent型があるそうです。今回の内視鏡検査では恐らく前者。
ので、再び図解となってしまいますが
多分こんな感じ。

喉頭蓋が軟口蓋の下に潜り込んでしまうみたいです。
運動時に、軟口蓋が大きく動く時に、喉頭蓋が妨げとなり、空気の流れを阻害してしまい、
喉鳴り、酸素供給量の低下、すなわちパフォーマンスの低下の原因となってしまうそうです。
ヒューヒュー、ゼーゼー、ゴロゴロなど聞いてるだけでも苦しそうな息づかい、辛いですよね。
今回の診察では、調教を進めながら様子を見ましょう。と言うことになりました。
EQUIFINEに来てくれてありがとう。
一緒に乗り越えようね🥕
💡また進展ありましたら、DDSPについてさらに掘り下げたいと思います。
ツラい話はここまで🔆
最近では、いよいよ弊社でも馬服を導入‼️
本当はおさらいするまでもありませんが…
万が一があってはならないので、メンバーも入れ替わってることですし今一度馬服の装着方法をみんなで再確認🔎
モデルは休養中のハートくん🤍
「お腹はクロス!」

「股下はループ!」

それにしても…
やってくれました、1歳ちゃん😱
早速、新調したばかりの1歳用の馬服
寿命なんと、一晩
ショットくんも顔負けの記録を残してくれました🤕

おもちゃじゃないのよ…。
安くないんだから、やめておくれ……。
長々となってしまいましたが、ご覧頂きありがとうございました🙏
みなさま体調にはお気をつけて✋
次回のブログもお楽しみに🐴
文:株式会社EQUIFINE・一般社団法人ホースサポートセンター
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan




























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