欲望が抑えられず、外乗オフを開催することになった件について🐴
- Loveuma.
- 2 日前
- 読了時間: 3分

馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である
イラストレーター・鷹月ナトが、
日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。
乗馬する目的とは何か。
人によって色々あるだろう。
例えば動物、馬が好きで身近に触れたい。例えばダイエット目的。例えば他の人と違った趣味を持ちたいなど…
私は最初の記事にも書いたが、動物が好きだったというのも大きい。
競馬にハマってから思い出したかのように現在クラブに通って乗馬をしている。
現状自分が続ける理由となっているのは、外乗(ホーストレッキング)をやりたい為。外乗とは決まった馬場以外での場所で馬に乗ること。アクティビティ目的で乗馬を行うことだ。

主に山や海辺で行われていることが多く、自然や街中を馬と共に行くのは中々格別だと思っている。
初心者向けに常歩(歩いてる状態)のみで引き馬やトレイルの形で行っているのもあるが、ある程度経験者となってくるとこういう欲望が出る。
「駈歩外乗してぇ!」
そう、駈歩、つまりギャロップ走法の状態で馬場外を走り回りたいという衝動。
馬の走法にはいくつかあるが、良く知られているのが駈歩。あのパカラッパカラッのやつ。
ただ駈歩はある程度の鞍数と技術が伴う。馬によっても出し方が変わったりする為、初心者が出すにはかなり難しい走法である。自分もまだ完璧に綺麗に出せる自身は無い為、ひたすらに練習を繰り返したりしている。
なのでただでさえ整備された馬場ではない環境が変わりやすい外乗で駈歩をするためには、大体乗馬検定4級、3級以上だったりとか、300鞍以上乗ってることが前提なことが多い。これは人馬共に安全に乗馬できるかということにも直結するため必要な前提だ。

そんな前提を加味しつつ、行けるタイミングでぼちぼち外乗しに行ったりした。兵庫や大阪の山奥、沖縄等既に10回くらいは行っていた。
だが1人で外乗していると思うことがある。
「あぁ〜外乗に付き合ってくれる人
(駈歩が出せるレベルの乗馬経験者)
いねぇかなぁ〜!!」
あまりにも要求がデカすぎる願望。ただでさえ乗馬経験者が一般的に多くない中でこれだと更に人が限られていく。
通っているクラブで募れば良いじゃんとか思われるかも知れないが、同じ施設内にいるとは言え知らん人に外乗行きませんとか言えるほどのコミュニケーションは悲しいかな、持ってないのである。
それと同時に私が通ってるクラブだけではないと思うが、基本的に若い人よりも年配の方が会員になっていることが多い。
話が合わせれるかどうかも不安〜!
ということを考えながらこんな呟きをしていました。
するとなんとぼちぼちフォロワーからリプライが飛んできた。
同じ考えを持っていた方が何人かいらっしゃる。
これは…
もしや…
外乗オフが出来るのではないか…?
と希望が見えた。
改めて募集を募ってみる。グループが作れるアプリケーションを使い、セッションできる場を試験的に作って参加希望を出していただいた方をご招待。
試験的なのもあり、人数を絞りながら色々と話し合い。
そしてついに第一回目の外乗オフすることが決まった。外乗オフの様子はまた追々記事する予定ではあるのでお待ちいただければ幸いです。
文:鷹月 ナト
編集:椎葉 権成・近藤 将太
著作:Creem Pan
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