top of page

愛猫を亡くした悲しみから救ってくれた「ウインテンダネス」との出会い by Yuiさん


「withuma.」vol.78 Yuiさん


Profile

お名前:Yuiさん

居住地:東京都

 

第78回は、コスモバルクをきっかけに競馬を見始め、ウインテンダネスとの出会いに救われたという、Yuiさんです。

いったいどのような「withuma.」を送っていらっしゃるのでしょうか?

 


Yuiさんの「withuma.」


競馬を見始めたきっかけは、コスモバルクです。

NHKでコスモバルクと岡田先生の話を見て、400万の値しか付かなかった馬がのし上がり、地方から中央競馬まで行くというストーリーと、それを支えた岡田先生に感動しました。

当時3歳になる野良猫を拾って飼っていたのですが、その番組は猫への愛情が更に深まるきっかけにもなりました。


初めて競馬場に行ったのは、2003年のことです。

東京競馬場には、コスモバルクが出走する際に見に行っており、ディープインパクトやキングカメハメハ 、ウオッカなど、歴代の名馬にもコスモバルクのおかげで出会うことができました。


写真:本人提供


それからしばらく時間が経過し、18年連れ添った愛猫を亡くし、塞ぎ込んでいた時期に、緑風ステークスでウインテンダネスという競走馬と出会います。 現役時代を見ていたカンパニーの貴重な産駒で、カンパニー自体も1流とは呼べない種牡馬であったからこそ、見つけた時は余計にビビッときました。 そこからウインテンダネスを追いかけるようになり、特に目黒記念(G2)での目の前で差し切って勝った姿が今でも忘れられません。


そのウインテンダネスも2020年に現役を引退し、私自身は一昨年の6月(2021年募集)からDMMバヌーシーに入会し、一口馬主として11頭に出資しています。


昔は仕事が休みであれば競馬場へ行っていましたが、今は出資馬が走る時に行くようになりました。 現役馬の成長を見守り、応援することは楽しいですが、やはり初心を忘れてはいけないと思っています。 今の現役馬も応援しているけど、原点であり、私の一番はウインテンダネスです。

 

コスモバルクをキッカケに競馬場に通うようになられたのですね。

400万円の値しか付かなかったものの、ホッカイドウ競馬所属でありながらJRA重賞や海外G1を制覇するなど、まさに"道営のエース"として歴史に名を残した馬です。


ウインテンダネスは緑風Sを勝った次走に目黒記念を優勝していますから、とてもいいタイミングで出会われたのですね。

同馬の引退後は、DMMバヌーシーで1口馬主も始め、また違った角度で競馬を楽しまれているようで、推し活が絶えず、とても充実した競馬ライフを送っておられるのだと想像いたします。

 

Yuiさんの「Loveuma.」

写真:本人提供


私が感じる馬の魅力は、競走馬の一生懸命に走る姿です。

その馬に携わる全ての人の想いを背負って走る姿には感動し、応援したくなります。


また、生産牧場で1頭の馬が生まれてから巣立っていくまでの様子をTwitterで拝見したのですが、競走馬になるまでの苦労であったり、それぞれのホースマンが馬と向き合う姿、それに応えようとする馬の姿も大変魅力であると感じています。


出資馬のウィープディライト(本人提供)


そして、一頭一頭の性格が違うことも魅力です。

例えば出資馬のウィープディライトは甘えん坊ちゃんで、怒るとすぐにシュンとなってしまうところは、DMMバヌーシーの動画を見ていると感じる部分ですね。


出資馬のベルファスト(本人提供)


ベルファストは募集前から見ていたので、おてんばちゃんなところも知っていて、募集時には、この子を絶対買うと決めていた馬です。


馬に関するお気に入りの場所は、競馬場と牧場ですかね。

北海道の生産牧場に行かせていただいた際は、言葉には表せない感動を覚えました。

当歳馬を柵越しに見せてもらったのですが、とっても可愛くて、いい経験をさせていただきました。


ウインテンダネスの誕生日に送ったマグカップ(本人提供)


お気に入りの馬については、先述したウインテンダネスが、やはり一番のお気に入りです。

以前は物をプレゼントしたこともありましたが、今は支援をさせていただいています。


帰り際のYuiさんを見つめるウインテンダネス(左奥)(本人提供)


青森ホースファームさんのTwitterアカウントがありますが、そこでご覧いただいても分かるように、呼んだら返事してくれるところと、当初はよそよそしかったけど、どんどんと甘えん坊になっていったところが可愛らしいです。


動画:本人提供


猫を亡くした私のつらい気持ちを救ってくれた馬であり、私にとっての馬の魅力を教えてくれた恩師です。

 

一頭の馬が競走馬としてデビューするまでには、生産牧場や育成牧場から、厩舎関係者や騎手に至るまで、様々なホースマンの支えが必要になります。

その人々の想いを背負って馬は駆けるからこそ、私たちもそこに"ドラマ"を見て感動するのだと思います。


生産牧場にも足を運ばれたとのことで、仔馬には現役馬とは違った魅力もありますよね。

私も仔馬から生きる活力をもらえると感じており、定期的に生産牧場には足を運ばせていただいています。

お母さんとくっついて放牧地を走る姿や、友達とじゃれ合っている姿など、生産牧場でしか見ることのできない馬の魅力というのもあると思います。


ウインテンダネスは呼んだら返事してくれるのですね。

とっても可愛らしいですし、愛猫を亡くした悲しみも癒されていく様が想像できました。

 

引退馬問題について

ウインテンダネスにプレゼントしたベージュの無口(本人提供)


現在行っている引退馬支援としては、ウインテンダネスへの支援を行っています。


引退馬問題の解決については、競走馬は商業動物なので、生まれている頭数が多いから制限する等は必要だと思いますが、生産牧場で働く方の生活もあるので、外の人間が簡単に口を出してはいけない様な事かなと思っています。 こればかりは永遠のテーマかなと考えます。

 

生産頭数の制限に対する考え方も、人によって様々あると思います。

競馬業界との距離感が近い方ですと、少なくとも「急激な生産頭数制限」はやるべきではないという意見をお持ちの方が多いように感じます。

馬の数を減らすことは、行き場のない引退馬の数を減らすことにつながるかもしれませんが、サラブレッドを扱うことができるホースマンが減ることはすなわち、セカンドキャリア以降で受け皿となる場所で引退馬を扱うことのできる人が減ることにもつながりますので、この視点で見ると「受け皿拡大」と「生産頭数の制限」は相性が悪いようにも感じられます。

現状の生産頭数のままで、引退馬の働き方に幅を持たせることができれば、それは一番理想的な形になるのではないかと個人的には考えていますが、この問題はこれからも多くの人で共に考え、実現可能な範囲で、より理想に近い形を模索する必要があると思っております。

 

 

今回は、コスモバルクをきっかけに競馬を見始め、ウインテンダネスとの出会いに救われたという、Yuiさんの「withuma.」を伺いました!

毎週定期更新してまいりますので、次回もよろしくお願いいたします!


 

「withuma.」では、馬にまつわる活動や、その思いについて発信していただける方を募集しております。


リモート取材は一切なく、専用フォームからアンケートにお答えいただくと、その内容が記事になります。


今後も「withuma.」を通して、引退馬問題前進の一助となれるよう、微力ながら馬事産業・文化に携わる人を発信していきますので、是非皆さまからのご応募をお待ちしております!


▼詳細は下記バナーをクリック!


 


 

協力:Yuiさん 取材・文:片川 晴喜 編集:椎葉 権成 著作:Creem Pan

 


bottom of page