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たばこの吸い殻🚬ビールの空き缶🥫相次ぐ「牧場マナー違反」に困っています🤦‍♂️😓


 

北海道浦河町にある、馬をコンセプトにした観光ホテル

うらかわ優駿ビレッジAERU (アエル)》。

その魅力を日々発信し続けているスタッフ・太田篤志が、

現場でしか味わえない、大自然と馬との触れ合いをお届けします。

 


みなさんこんにちは🌞

乗馬課 太田です👨‍🌾

ゴールデンウィークが終わり、5月ももう中旬…新緑が綺麗な季節になりました🍀

さて、大型連休中の乗馬課は初心者トレッキングやひき馬、引退名馬見学のお客様で賑わいました✈️


桜並木のエゾヤマザクラが終わってもその次に別の種類の桜がトレッキングコースでは咲き誇ります🌸

こちらはカスミザクラ🌸


ボランティアの方たちにも助けられ、何とか無事に終わることができました😌ありがとうございます😭

さて、そんな中…色々な課題も見えてきました。

桜並木が乗馬施設の目の前にある事、そして浦河は遠方なので長期の休みではないと来づらい事から、大型連休中は【馬】が目的というより【お花見】や【観光】を目的に来られる方がとても多い時期となります。

観光・お花見目的で浦河へ来て、桜並木の横にあるAERUの乗馬施設を見つけて、見学や乗馬体験を…というお客様がこの時期ならではで、とても多い印象です。

それはとても嬉しい事なのですが、裏を返せば【馬】に対しての関心・知識があまりない方も少なくない事になります。その方々にAERUで馬と触れ合って、馬の魅力や馬がどんな動物かを知っていただきたいと思い、注意喚起含め、掲示物や発信はしているのですが、それでもやはり色々ありました(もちろんその客層の方だけの問題ではないと思いますが…)。

連休中に私が見たり聞いたりしただけでも、

・見学エリア外に進入し見学する行為(功労馬エリア)

・三脚・自撮り棒の使用

・馬の近くでの日傘・雨傘の使用

・無断で大量の草を馬に与える行為(乗用馬エリア)

・爆音バイク・車の走行

・販売しているニンジンを放牧地にいる馬に見せながら走り、馬に追いかけさせる行為(乗用馬エリア)

・犬(ペット)を連れての乗馬課エリア(放牧地周辺や厩舎周辺)への入場

が、見受けられました。

上記の行為は馬が驚いたり馬を刺激する行為となります。放牧地や敷地内全ての場所に上記に関しての注意喚起の掲示物を置くのは限界があるので難しいところではありますが、馬が驚きやすい動物という事をより理解していただけるようにこれからも対策をとりながらお客様と馬たち(乗用馬・功労馬)が安全に楽しくふれあいができるよう努めていきたいと思います。



功労馬見学エリア外には立入禁止の掲示物やロープ、コーンが置かれています。



放牧地や乗馬施設周辺にはペット入場禁止の掲示物を貼ってあります。


馬の近くでの傘の使用は馬が驚きますのでご遠慮いただいております。


上記の課題とは別で、

・敷地内でタバコのポイ捨てを見つけました。

駐車場付近と桜並木沿いの放牧地横に落ちていたのですが、敷地内はタバコは禁止です。馬の施設は厩舎や牧草など、火の元があると火災に繋がりやすいものが多くあります。ポイ捨ては絶対におやめください。


厩舎や放牧地周辺に落ちていたポイ捨てタバコ


禁煙の掲示物は数箇所設置してますが…😞


・見学時間外に閉まっている厩舎の扉を開けて見学している方が数名いらっしゃいました。

これに関しては、AERUで10年勤めて初めての出来事でしたので流石に驚きましたが、今までの展示の仕方や見学のやり方を色々と変えていかない時期が来たのかもしれないと感じる出来事でした。


厩舎内の見学は9時〜16時です🏠


AERUは牧場見学できる施設の中ではかなり敷居が低く、気軽に馬たちと触れあったり予約や人数の制限もなく見学ができるのが魅力でもあるのですが、乗馬・功労馬の放牧地が道路や桜並木に面していたり、公園のようになっているのでどこからでも入ることができてしまいます(一度AERUに来たことのある方はわかると思います)。


乗馬エリアの案内図。道路や通路に囲まれていて四方八方から入ることができてしまいます。

自由さがAERUの魅力でもありますが、課題がたくさんあります。


種牡馬の牧場、養老牧場(引退馬)、生産牧場など牧場によって様々なルールがありますが、AERUは功労馬がいる牧場でもあり、乗馬施設・観光牧場の要素も兼ねた施設になりますので、ルールを守りながら馬とのふれあいを楽しんでいただければと考えています。


桜並木に落ちていた空き缶。馬の放牧地にも入っていることがあります。

マナーとルールを守りましょう。


馬があってのAERUですので、馬たちが健康でストレスのかからない環境を作りながら、お客様に楽しんでいただけるようスタッフ一同これからも頑張ってまいります!!

今回はここまで📝

長文でしたが最後までお読みいただきありがとうございました😊

乗馬課 太田👨‍🌾

(つづく)


 

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協力:うらかわ優駿ビレッジ AERU

文:太田 篤志

編集:平林 健一・椎葉 権成・片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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2 Comments


Guest
May 18, 2023

たばこの吸殻や空き缶ポイ捨ては、人として問題外ですよね…。

馬たちが食べたり、怪我したり、火事になる恐れもある行為…。

実際、想像力に乏しい人が多い昨今

監視するといっても、スタッフの皆様のお仕事に負担がかかるので、繁忙期にはボランティアで監視スタッフや、ゴミ拾いなどをしてくれるスタッフを募るなど。(私も参加したいです)あと、にんじんコーナーや、受付などに、手書きのpopなどで(手書きだと、パソコンの文字より目につきます)、馬の生態、特徴、気をつけること、やってはだめなこと、楽しみかたなどを、漫画ふうに作ってお客様の目につくところに貼ってみるなどなど。馬たちスタッフさん達がどうか心労しませんように🙏


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HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
May 18, 2023

観光地には注意書きの字が読めない人も来るようですね。外国人でないなら、何か事情があって学校に通えなかったのでしょうか?

こういう文盲層は現行犯で押さえないとだめかもしれない。騎馬隊の出番かと思います。


乗馬課の職員(馬)または専任のお馬たちで牧場警備隊を結成して、AERUの敷地内を交代でパトロールするのは無理ですか? 乗馬経験のあるボランティアで、観光のハイシーズンだけでもやってくれる人はいないかな?

チケゾーのエンブレムなんか付いたお揃いのベストを着て、ジョッキーカメラやビデオレコーダー(スマホで間に合う)を装備した騎馬隊。彼らにその場でビシッと悪さを注意されれば、相当な抑止効果がありそうな気がしますが。


ヨーロッパの騎馬警官が暴動鎮圧に出動する時のアドバンテージの一つは、その目線の高さだと言われます。

高い位置から見渡すことで周辺状況を広く細かく把握できる。地上の人間は騎馬警官を見上げるような格好になるため威圧感を感じて攻撃をためらう、など。


数十メートル向こうで立入禁止区に三脚を立てようとしている侵入者がいたとして、騎馬隊なら早く見つけて早く駆けつけ「それダメ!」と言ってあげられるのではないでしょうか?

不適切な餌やり犯がニンジンを放り出して逃走しても、騎馬隊なら追いつけます。(ここで捨てられた🥕🥕🥕に目移りするような仔は騎馬隊には向きません)


何より、放牧地の馬たちに違和感を持たれる心配がありません。

不審者の追跡や捕物があっても、仲間の誰か(馬)がお仕事をしているのだと思ってくれるでしょう。(自転車部隊やゴルフカートによる猛追だと、繊細なスズカがPTSDを発症する恐れがあります)

騎馬隊が難しいなら、監視ドローンかな?

五ヶ国語で警告メッセージを出すようなヤツ。(「傘ヲユックリ閉ジテクダサイ」「立入リ禁止デス」「撮影禁止デス」「ペットハ車内デオルスバン」「今ゴミヲ捨テマシタネ。言イツケテヤル!言イツケテヤル!」etc..)


馬産地全体で知恵を出し合い、必要に応じてペナルティも導入しながら、見学ルール徹底の妙案を考えてくださることを願っております。🙂🙏🏻


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