装蹄師たちの熱い戦い!🐴🔥 「全国装蹄競技大会」の様子をリポートします✍️
- Loveuma.

- 10月21日
- 読了時間: 4分

「馬づくりを通じた社会貢献を」をスローガンに掲げて育成牧場を運営する、株式会社EQUIFINE。
そして同社スタッフたちが「引退競走馬の価値創造と終生飼養」を目指した活動を続ける、一般社団法人ホースサポートセンター。
そんなホースマンたちが、日々真摯に馬と向き合う様子をお届けするブログです。
皆様こんにちは🔆
EQUIFINEスタッフのもーりーです🐴
本日は特別編になります。
内容てんこ盛りで長くなるかと思いますが、ぜひお付き合い下さい🙇♀️
「装蹄教育センター」にて開催された、
「全国装蹄競技大会」にやって参りました🧲

今年は第76回目‼️歴史あるこの競技に、
見事に予選を突破した37名の装蹄師さんたちが参加しています🔥

第1科目は筆記試験の「装蹄判断競技」

制限時間以内にモデルとなる馬の歩様を観察。
蹄のどこの部位から着地するのか、また着地する際の癖、歩き方の癖など、どれも削蹄には欠かせない判断材料を、選手達は見逃しません‼️
皆さん全集中で歩様を観察しております🔎
実際に馬に触れて細かに観察することも可能で、骨瘤や蹄叉腐乱などの様々な足元に関する症状に合わせて適切な装削蹄判断をシートに記入します。

第2科目は「造鉄競技」🧲

制限時間内に、1本の鉄からお題に合わせた実際に馬に履かせることのできる蹄鉄を作ります⚒️


1本の鉄から、人力で叩いて曲げて、熱して、また叩いてを繰り返し、この形作り上げます👀‼️
どうやって作っているのか、気になった方はこちらをチェック⬇️
先程、予選を突破した37名の選手と言いましたが……
実はここまでが本選の予選🤔
更にふるいをかけられた選手達は、実際の馬に装蹄する「装蹄競技」に移ることができます。

モデルの馬もランダムに担当。
自身の担当する馬の歩様や癖をチェックし、
制限時間内に削蹄→造鉄→装蹄の流れで競います。

削蹄を終えたら即座に審査員がチェック🔎
審査を終えたら、やり直しが出来ないように蹄の一面に印をつけられます😵💫

削蹄の審査が終わったら、蹄の大きさを測定!
そして造鉄に移ります。

1000%オーダーメイドの蹄鉄を実際に装蹄して競技は終了です。

細かく説明したい思いは山々なのですが、
キリがなくなるので、手短に説明させていただきました🙇♀️
それにしてもさすが職人さんです😲
既製品を使わずに1から蹄鉄を作り上げ、馬の蹄にピッタリと装着させていく装蹄師さん達の姿に圧倒されました✨️
結果発表、表彰式は翌日なので私は立ち会うことができませんでしたが、優勝された装蹄師さん、本当におめでとうございます🎉
優勝トロフィーは正野豪勇装蹄師の唯一無二の力作です🏆✨

結果は後ほど、公益社団法人日本装削蹄協会にて見ることができます💪
〜番外編〜
装蹄教育センターの床には、過去の卒業生16名の卒業作品がずらりと埋め込まれています😮

競技会のプログラムには、在校生の特別演技が組み込まれており、身につけた造鉄技術を披露してくれました🔥👀‼️

毎年16名の生徒しか卒業することの出来ない貴重な存在…。
将来、彼らが競走馬業界、乗馬業界を支える力強い柱となってくれることを願います‼️

いつしか、共に愛馬を勝利に導いてくれるかも…⁉️
ちなみに……
来年からは、生徒の受け入れを16名から20名に増やすそうで、馬の母数がとーーっても多いのに対して装蹄師さんの数が増えてくれるのは嬉しいことです🔥
ウマ娘の影響もあるのか、受験倍率としてはとても高くなっているそうな。
しかし装蹄師になるには、装蹄師免許がなければ装蹄師になれません。
装蹄師に興味がある方、装蹄学校への入学、
いかがですか🧲🐴
さて、最後まで読んでいただきありがとうございました✨️
装蹄師さんの世界、少しでも知って、興味を持っていただければ嬉しいです!
次週のブログも、お楽しみに〜👋
文:株式会社EQUIFINE・一般社団法人ホースサポートセンター
編集:椎葉 権成
著作:Creem Pan




























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