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Loveuma.Cupの優勝 スペシャルサンクス×Abii その素顔に迫る特別インタビュー🎤🐴


 

元高崎競馬騎手の福元弘二氏により考案された、競馬を模した馬術競技である「ソフト競馬」。

多くの引退馬たちが安全第一に、白熱したレースが催されていることで知られています。

2023年3月26日に開催された、ソフト競馬とLoveuma.がコラボした特別レース、第1回Loveuma.Cup(GⅡ 20.00秒)の特別企画として、優勝馬である「スペさん」ことスペシャルサンクス

今回は相方のAbii(アビィ)さんにインタビューをさせていただきました!



結果表:ソフト競馬提供

 


Loveuma.Cup 制覇!勝利の秘訣は"女優ウォーク"


嬉しかったです。最後の直線では、スマホの前で思わず拳を握りしめていました。

2021年ソフト秋華賞以来の久しぶりの勝利で、レース終了後もしばらく興奮冷めやらない状態でした。


写真:本人提供


前半は常歩でペースを整え、後半は女優ウォーク(スペイン常歩)で一気にまくるというプランでした。

スペさんのやる気が爆発して、測定タイムは目標より3秒以上速かったのですが、タイム調整制度に救われました。



ソフト競馬への参戦をきっかけに、YouTubeチャンネルもスタート!


写真:本人提供


ソフト競馬への初出走は2年前、馬仲間に誘っていただいたことがきっかけでした。


初めは「楽しそう」という動機だけでルールもよく分からないままの参加だったのですが、ソフト競馬参戦を機に結成した『ちーむスぺ』のメンバーに助けてもらいながら、動画を取ったりレースプランを考えたり、いつの間にかみんなで集まってわいわい撮影するのが恒例行事の様になっていて、楽しかったです。


せっかく動画を撮るならYouTubeチャンネルも作ってみる?というちーむスぺの案で『スぺちゃんねる』が始まり、芸達者で本番に強いスぺさんに「女優」というイメージが定着したのもその頃からだったと思います。


ソフト競馬への参加を通じて「馬と真剣に面白いことをやっている」素敵な馬仲間の輪に入れていただけたこと、そしてスペさんを応援してくださる方々に出会えたことは、私とスペさんにとって本当に有難いことです。


ソフト競馬が何十年、何百年も続く巨大コンテンツになるように、出走を続けることで少しでも賑やかしになればと思っております。




装蹄師の師匠とともに、修行とチャレンジの日々


写真:本人提供


2018年の夏、縁あって当時の馬主様からスペさんをお譲りいただくことになり、引退直前のタイミングで高知競馬場へ会いに行ったのが初対面です。


引退後に数ヶ月間の休養と調教期間を挟み、当時の私の拠点(奈良県)へ迎え入れてからは、体験乗馬・外乗・ふれあい等様々なお仕事で活躍してくれました。


元々かなり繊細な体質の子で、疝痛や蹄のトラブルに度々悩まされていたのですが、2年前に装蹄師であり元獣医師でもあるアルフォンソ師匠に出会ったことをきっかけに、スぺさんの療養、そして私自身の削蹄師(ベアフットトリマー)としての修行のために大阪のアヴニールファームさまでお世話になり始めました。


写真:本人提供


スペさんは時々グラウンドワークのレッスンで先生役を勤めることがありますが、基本的には遊びながらのんびり暮らしています。


私の方は、昨年師匠と一緒にBAREFOOT JAPANというチームを立ち上げ、削蹄のお仕事を中心に、馬との関わり方や運動についてのトータルアドバイスもさせていただいております。



スペシャルサンクスと叶えたい、 新たな夢


写真:本人提供


スぺさんにはこれからも元気に健康に過ごしてもらえればそれで充分だと思っています。

日々の運動の中で少しずつトリック(芸)や技を教えたりもしているのですが、お互いに楽しみながらできることのレパートリーを増やしていき、その過程で更に絆を深めて行けたら嬉しいです。

次回のソフト競馬に向けて、密かに新技も練習中です(笑)


種牡馬・繁殖牝馬でもなく、乗用馬でも競技馬でも養老馬でもない元競走馬というのも中々珍しいかもしれませんが、こんな生き方もあるんだなあということを知っていただければ嬉しいです。


私自身の目標としては、師匠の下で経験を積み、まずは削蹄師として一人前になることが第一です。



応援してくれている皆様へ



いつも女優・スペさんと相方のアビィに温かいご声援をいただきまして、ありがとうございます。

ソフト競馬のライブ配信はリアルタイムでチャットを見られることが楽しみの一つで、スペさんへのコメント、鞍上へのツッコミ等いつも笑って読ませていただいております。


これからもソフト競馬やスペちゃんねるを通じて、スペさん&Abiiを見守っていただけますと嬉しいです。


 

スペさん、Abiiさんありがとうございました!

ソフト競馬にかける熱い想い、YouTubeチャンネルでの挑戦、ますますこれからの活躍に注目ですね。


ソフト競馬とのコラボグッズも販売中ですので、ぜひオンラインショップをのぞいてみてください!




 

2 Comments


HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Apr 20, 2023

「女優ウォークで一気にまくる」などという華麗なフィニッシュが決まるのは、ソフト競馬ならでは。

代表の比類なき名実況とチャットの大歓声に酔いながら、Loveuma.Cupを大いに楽しませていただきました。スペさん&Abiiさん、優勝本当におめでとうございます。🏆🎊👏👏👏


スペさんはフットケアの専門家と暮らしているだけあって、今は左右の足元のバランスが良さそうですね。Abiiさんと遊ぶ時も足取り軽やか。蹄を整え体の歪みを治してもらって、痛いところも窮屈なところもなくなったんだろうなと想像します。

ブルーシートや横木を着々と克服しているようなので、いずれホース・アジリティーに挑戦してみては?


馬のアジリティー競技会を十数年前にイギリスで初めて観た時は、英国版ドサンコとも呼びたいずんぐりむっくりの賢いポニーたちが活躍していました。(賢さでは負けてないロバさんリーグもある🫏✨)


正しくトレーニングすれば、引退競走馬にもアジリティー適性のある仔が少なからずいると思います。

大きな馬向けに広めのコースをデザインしてあげれば、シーソーからスラロームへ颯爽と移動してカラフルなのれんくぐりやトンネル抜けに挑むサラブレッドの勇姿が、特にリバティー部門(引手なし)で映えることでしょう。

「人が乗らない、鞭を入れない、遊びながら身につく」馬のスポーツとして、日本でもぜひ普及させてほしいです。


個人的には、削蹄・装蹄の良し悪しが馬の競走寿命と、ひいては引退後の健康寿命まで決めると言っても過言ではないと思っています。

先天的な欠陥(クラブフットなど)があるならともかく、特に問題ない標準的な足で生まれた仔なら、これを生かすも殺すも蹄のケア次第。Abiiさんとお師匠様が従事しておられるのは、馬の生涯に渡るQOLに直結した貴重なお仕事ですね。

今後いっそうのご活躍とLoveuma.Cup連覇を期待しております。😊👍


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素敵な記事!😊


スぺさん、Abii騎手

そしてLoveuma.の皆様

ありがとうございます!m(__)m


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