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メトも遂にウマ娘デビュー(?)🐈 写真集のオフショットも公開❗️📸 メイショウドトウは青草に大興奮🐴😆


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


メトが再びTwitterのトレンド入りを果たした。以下のtweetがトレンド入りした理由だ。


先々週の地上波デビューに続き、先週はウマ娘デビューと今メトの勢いがすごい。引退馬協会様経由で、ウマ娘プロジェクト公式アカウントにおいて、2nd Annibaersaryカウントダウン用のイラストにメトカラーの猫を登場させていいのかの確認が運営側から来たのだが、ウマ娘やドットさん、メトファンに喜んでいただけるのならと即OKした。できあがってきたイラストの中の猫は、メトそのものといった感じでリアルに描かれていた。知人からはゲームやアニメにも登場するのかを聞かれたのだが、さてどうなのだろう?ウチとしては全く問題ないとこの場で一応表明しておこう。


メイショウドトウの上にメトカラーの猫が!


先週はメト写真集の撮影も行われた。寒い日は早朝パトロールの後、家に戻ってきて一休みすることが多い。少し気温が高くなると、ご飯を食べから再び外に出て休憩室で寝るというのがメトのルーティンだ。撮影初日はなかなか家から出てこなくて、もっぱら馬の撮影か雑談で時間が過ぎた。午前11時半近くにやっとメトは外に出てきて、そこからしばしの撮影タイム。昼休憩ののち、今度は夕方に撮影タイム。翌日は前日よりも早めにメトが厩舎近くに姿を現し、休憩室に入ると通称スオミさんの膝の上に鎮座した。ノーザンレイクは引退馬の牧場のはずだが、最近目立っているのはもっぱら猫のメトだ。今やこの小さな生き物(猫の中では巨大とされているが)が、ノーザンレイクを牽引してくれていると言っても過言ではない。



スオミさんの膝が気に入ったメト


メト撮影中


メトも人気だが、相変わらずドットさん(メイショウドトウ)の人気もすごい。SNSにアップするとあっという間に、いいねやコメントがつく。「可愛い」「癒される」というワードが特に多い。確かにいつも近くで接していても、表情や仕草が可愛らしく感じる。基本的には穏やかだが、時折、テンションが高めの時もある。この動画は慌ててスマホのカメラを起動させたので私の指が入り大失敗だったのだが、この時は女子チームが放牧地ではっちゃけていて、それに感化されたドットさんがパドックを飛び跳ねたり走ったりしていた。その最中にファンからのプレゼントの生牧草が運ばれてきて、嬉しさのあまり動画のような動きになったのだ。


青草が嬉しくてはしゃぐドットさん


3月25日に満27歳になるとは思えないほど、ドットさんは子供っぽい表情や仕草をすることがある。


可愛いと評判のドットさんのお湯のみシーンや舌ペロペロ


人参がほしいのにもらえない時など、顔を伸ばしてギュッと服を引っ張ることもある。ただし体が大きいので、かなり力強い。ドットさんに関しては、基本的に人に敵意は持っていないように見えるので攻撃することはほぼないとは思うが、ドットさんをはじめ馬たちと接する時は自分自身常に注意を払っている。

 

なので一般の方には、申し訳ないのだが一定の距離を取って見学をしていただき、もちろん触るのは禁止している。穏やかな馬でも、嫌な場所を触られれば噛みつく場合もあるし、噛みつかれて怪我をしたり、衣服が破られたりするケースもあるからだ。(特にキリシマノホシは、見知らぬ人にすぐに耳を絞って噛みつこうとするので要注意)そのようなトラブルが起きると双方後味が悪いし、牧場側の管理責任が問われることにもなるだろう。


このキリシマノホシの逆鱗に触れたのはタッチノネガイだったが、人間がやられる時もある


今回ドットさんのエピソードからの流れで見学マナーについて書いたのは、某テーマパークでのマナー違反のtweetを目にしたからだ。テーマパークという性質上、ある程度自由に見学できるし、出入り可能な厩舎もある。スタッフに許可を取れば馬を触ることもできるようだ。だがウチの場合、まず観光施設ではない。その上、オーナー様からの預かり馬がいるので、責任を持って管理しなければならない。今年春から見学日や見学者の人数を増やすことも検討していたが、tweetを見て当面は現行のままでいくことにした。(見学日設定、事前予約、目が届く範囲の人数、私の案内付き)

ただ気になるのはマナー違反があると「ウマ娘」からのファンがやったという意見が必ず出ることだ。私的にはウマ娘ではない競馬ファンやウマ娘からのファン、そのどちらでもなライトな層など、どのような立場でもマナー違反をする人はすると思っている。ちなみにノーザンレイクに見学に訪れる「ウマ娘」からのファンは、皆さん常識があって問題に感じたことはほぼない。確かにウマ娘からの方は、競馬に興味を持ってからの年数が浅いかもしれない。でも誰もが最初は初心者なのだし、どんな人にも失敗はある。マナー問題の解決はなかなか難しそうだが、ノーザンレイクとしてもライターとしても、マナーを守っていただけるようできるだけ努力をしていきたい。


今後ともノーザンレイクをよろしくお願い申し上げます。(メトより)

(つづく)

 

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協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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5 Comments


ミュミュ
ミュミュ
Feb 22, 2023

メト君がスポットを当てられる回数が増えてきてファンとしては嬉しい限りです😸👍♪

Twitterも拝見させて頂いてるのでドットさんやタッチノネガイ、他のお馬さん達も寒波の中で元気に身体動かしてるのを見て安心しました😌

これからも投稿心からお待ちしています😄✌


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HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Feb 21, 2023

>ただ気になるのはマナー違反があると「ウマ娘」からのファンがやったという意見が必ず出ることだ。


ウマ娘ファンより、昔の競馬界の方が深刻なマナー軽視者を多く抱えていたのではないかと思うことがあります。

社会全体として、馬に対する配慮やモラルの啓発が現在ほど進んでいなかったし。違反行為に対する罪悪感も薄かったのではないでしょうか?

深いわけがあるでもなく、ただの興味本位でいきなり牧場に押しかけ、断りなく馬に近づいたり触ったりするような行為も、ひょっとすると今より横行していたかもしれません。


旧世代からしばしば「物知らず」と批判される若年層のウマ娘ファンですが、彼ら/彼女らの長所は(若いだけに)「学習能力がある」という点です。

つまり、牧場見学マナーを注意されたら素直にそのことを理解して同じ間違いを繰り返さない。自分の周辺を見る限り、そんな人が多いと感じています。


注意の趣旨を理解できる国語力がなかったり、注意を受けたことで逆ギレして粗暴な反応を返したりするようなビジターは、悪質な迷惑行為の厳罰化の風潮も手伝って、今後は自然に淘汰されてゆくだろうと予想しています。🧐


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HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Feb 21, 2023

>「可愛い」「癒される」というワードが特に多い。


私、思うのですが、ドトウがトイプーサイズだったら「うちで飼いたい❣️」という人が全国から殺到するんじゃないかと。

ターフィーショップのデザインとはまた別に、立ち姿のぬいぐるみを作ったら爆売れじゃないかな?(本体と別売りで着せ替えドテラや背乗りメトも付けて)


ドトウは人間と遊べる種類のサラブレッドだと思います。コミュニケーション能力が高そう。

芸を教えればたぶん覚えてくれるし、自分の欲求(「ニンジンほしい」「部屋に帰る」「お湯飲みたい」「おやつ足りない」)を確実に伝えようとして、あの手この手を試みるうちに知恵がついていくタイプですね。子どもの発達や生物の進化のプロセスそのものです。


ただ、力持ちなので。。。。😅

トレセンの動画などを眺めていると、お馬は戯れているつもりでも人は命がけで戯れられているというケースもあり、親しく触れ合いながらも常に不測の事態に備えて距離を測るという佐々木さんの接し方は、いつもながら正解だと思います。


カメラマンと一緒に自分の写真をチェックするメトさんに、プロのモデル意識の萌芽を見た❗️

写真集が待ち遠しいです。😊


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なっちょ
Feb 21, 2023

🐴ドットさんがはしゃぐ動画を久々に見た気がします。

(いつも穏やかな(=映える📷)ものをチョイスしてくれるのもあるかも)

だけど高齢といえどサラブレッドですからね…。


本音では私も早くノーザンレイクへ行ける機会を設けたいのですが、

懐具合💰や交通手段✈️、時間🕰️等の理由とは別に

「貴重な時間を過ごすならばキチンと勉強してから行きたい!」という思いもあったり。

悪意がなくても馬や運営されている方に失礼な行為や迷惑かけたくないのもあるし、

皆さんがよい思い出を作る時間を過ごしたいですからね。

(その方が”奇跡の一瞬”に立ち会える確率がUPするかもしれないし😊)


私が慎重すぎるのもあるかもしれないけど、

そういったNG行為orマナー違反を指摘してくれる人が同伴して貰えると

初心者でも安心して見学できるのもひとつの解決案ですね。

(むしろ自信がなかったらガイドさん付の馬産地ツアーを一度経験したいかな)


ここで具体的な提案ができないのが心苦しいですが、

これからもトラブルのない見学が続くことを願っております。

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HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Feb 21, 2023
Replying to

>(むしろ自信がなかったらガイドさん付の馬産地ツアーを一度経験したいかな)


自分が以前から切望しているのは《ひだかうまキッズ探検隊》の大人版のようなツアーです。

この探検隊、年齢詐称してでも参加したい(ほど面白い)のですが、現地北海道の旅行会社で中高年バージョンを企画実行してくれるところはないものか?


なっちょさんは中高年ではないかもだけど、学生さんなど若い方でもきっと楽しめると思います!😊


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