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名馬・ヒシミラクル号の無口を手洗いする貴重な経験ができた件について🪥🧼

  • 12 時間前
  • 読了時間: 4分


馬のような謎の四足歩行生物「UMA」の産みの親である

イラストレーター・鷹月ナトが、

日頃の制作活動の舞台裏や、馬への愛を書き連ねる連載です。


ヒシミラクルの無口が無事我が家に着弾した。

現在生産牧場は出産シーズンのため、無口を洗って送りたかったのだが洗えてないとの連絡が事前にあった。

いやいやむしろ忙しい中保管もしてもらっていて発送もしてもらっているのに、それ以上は申し訳ない。むしろこちらで無口が洗える機会って自分で無口持っているか、馬飼ってないかぎりそうそう無い。しかもG1を3勝した名馬が使った無口。大変良い経験なのではなかろうか。そう思いつつ届いたゆうパックの袋を開ける。


北海道産の泥が付着。元気な証です。
北海道産の泥が付着。元気な証です。




久々の無口とご対面すると、あんなに勝負服のように白かった箇所が見事にグレーになっていた。27歳と人間で考えたら80歳くらいのはずだが、未だに彼の体が丈夫で元気なことがわかる。

いっそのこと泥がついたままでも良いのでは?という話もあったが、実際ちゃんと見てみるとそのまま出すにはちょっと泥が多いかなと感じた。


許可をもらってこちらで軽く洗ってみることに。



だが乗馬で鞍や借り物の馬装具を洗うことはあっても無口はなんだかんだで初めてだった。


専用の洗剤とかあるんだろうか…Googleで調べてみても馬の丸洗いの方が出てくる。違う、そうじゃない。

革製ではなくナイロン製のものなのでひとまずぬるま湯と中性洗剤と歯ブラシで洗ってみることにした。



グレーとなってしまったナイロンの箇所を中性洗剤をつけながらゴシゴシしてみるが、いやもう全然取れなくて笑ってしまう。頑張って泡立ててこするものの、それでほんの少し白が見えるくらいか。


そうしてるうちに洗面器に張った水が即泥色になる。う~~~~ん馬ってすげぇ…と改めて謎に感じてしまった。


洗面器IN。表面の方が割と白くなってくるが、裏面は汗とも混じったりで中々取れずらい。
洗面器IN。表面の方が割と白くなってくるが、裏面は汗とも混じったりで中々取れずらい。

ある程度こすったあと、金具の部分についた泥をメインに落とす。こっちはこすってたらしっかり取れてくる。ちょっと安心。ゴシゴシ。

泥が取れるにつれ、泥で隠れていた金色の金具についた沢山の擦れキズが見えてくる。恐らく柵や馬房で当たったりしたりすることでつくと思うが、地味に彼のヤンチャっぷりが感じられる。怪我しない程度に元気であることは本当に何よりである。


金属部分はピカピカしてきました。
金属部分はピカピカしてきました。

そろそろ自分が限界だなと思った当たりで、意味があったかわからないが最後に洗面器に水を貼り、1時間ほど着け置きし、ベランダで天日干し。

着け置きしても全然色が元に戻った感じは無かったが、乾かした後は気持ち白くなった…気がする。ひとまず妥協できるとこまで持っていけたので、再び梱包してラッフル景品として取り扱っていただくことになった。



お送りしてやりとりした後、公式からラッフルの宣伝が無く正直かなり焦ったが、個人的に宣伝した分では興味を持っていただいてる方も多くいらっしゃった。

ラッフル自体は馬事公苑のメインオフィスのところでラッフルの抽選番号の発表と引き換えが行われるとのことだった。


無口の件があったのと、乗馬関係ということでこの2頭のパネルをUMAbredからご提供いただいてました。
無口の件があったのと、乗馬関係ということでこの2頭のパネルをUMAbredからご提供いただいてました。

前日搬入中には見に行けなかったので、ホースメッセ開始当日に…と思っていたのだが…


ありがたいことにお客さんがたくさん来ていただけて売り子と一緒に忙しくしていた。初めてのレジ機を使った会計、レシートを千切るのが楽しい。支払い方法によって音が違うのが面白い。そんな感じでてんやわんやしてる中でラッフルのことが気になり、Xも合間に見てみる。いやまさかね、そんなすぐ当選は出てない気はするが…



開始10分程で当選者の方が出でいた。Xの検索で出てきておったまげる。あっミラクルってそういう…こと…?



オンラインで事前にラッフルチケットを購入していただいていた方だったらしい。朝から決めていただいた。豪運すぎないか。

当選して無口を入手された方がありがたいことに当日中にブースに来ていただいて、なんとか半月ぶりに無口とご対面させていただけた。う~んこれは確かに私が歯ブラシと中性洗剤で洗ったヒシミラクルの無口。



当たった方もまさか当たると思わずびっくりされたようで、大変喜んでいらっしゃった。一瞬でラッフルの棚から消えてしまったのは驚いたが、欲しい方のところに行ってもらえたとこを見ると、洗っただけの自分としても嬉しいかぎりである。



ヒシミラクルの人気ぶりとやはり今も元気にすごしてくれているからこそ、こういう企画が出来ていると感じた出来事であった。


ミラクルには引き続き長生きしてもらいつつ、興味を持ってラッフルに参加していただいた皆様には感謝を申し上げます。




文:鷹月 ナト

編集:椎葉 権成

著作:Creem Pan


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