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【猛暑対策期間🥵🌡️】功労馬と人に配慮した営業体制へ変更します🐴😌


 

北海道浦河町にある、馬をコンセプトにした観光ホテル

うらかわ優駿ビレッジAERU (アエル)》。

その魅力を日々発信し続けているスタッフ・太田篤志が、

現場でしか味わえない、大自然と馬との触れ合いをお届けします。

 



みなさんこんにちは🌻

乗馬課 太田です👨‍🌾

今年の6月も記録的な暑さの浦河…6月の平均気温が過去最高の高さだったようです🥵「まだ6月なのに…🙄」と毎日のように言っていました(笑)暑い…



7.8月の統計データ(AERUに近い中杵臼、気象庁HPから引用)月平均気温、特に去年の暑さが異常だった事がよくわかります💦



⁡こちらは海側の浦河の統計データ。昨年8月の最低気温が統計史上初めて25度を下回らない熱帯夜の日がありました…浦河で熱帯夜…信じられませんよね🥵


そして7月に入り、いよいよ夏本番…昨年は8月の後半が尋常ではない暑さだったので、これから2ヶ月が踏ん張りどころですかね…🫠「北海道はお盆過ぎたら涼しい」と言われていましたが、もう嘘ですね(笑)嘘というかもう去年はお盆過ぎてからボコボコにやられました(暑さに)





アブにうんざりする馬、気にしない馬、それより草食べたい馬、日陰で涼む馬😂


という事で、昨年の経験を活かし、猛暑期間における馬と人の体調管理、負担軽減を考慮し、今年は7月15日〜8月31日までを【猛暑対策期間】とさせていただき、営業時間や外乗の内容など色々と変更する事にしました📝


避暑地と言われていた北海道も、色々考えないといけない時代になったようです🫠


変更点はコチラ💁‍♂️

⚫︎外乗(ホーストレッキング)は初心者コースのみとさせていただきます。全ての経験者コースは期間中は開催いたしません。

⚫︎外乗の開催時間を朝・夕のみとします(午前は8:30〜、10:00〜、午後は14:30〜のみ)

⚫︎ひき馬の営業時間の変更(午前は8:00〜11:00[最終受付10:45まで]、午後は14:00〜16:00[最終受付15:45まで])

⚫︎おやつニンジンの販売時間(8:00〜16:00まで。無くなり次第終了)

※見学は変更なし(7:30〜16:00まで[厩舎内は9:00〜16:00])

要は「お昼前後の1番暑い時間帯は馬(と人)の休み時間にし、その分早く出勤し、朝夕の少しでも涼しい時間に営業しよう!」という事です🎐

お客様への制限がかかる為ご迷惑をおかけしますが、馬が元気じゃないとこの仕事は出来ませんし、その馬たちをお世話するスタッフが元気じゃないと成り立ちませんので、ご理解の程よろしくお願いできればと思います🙇🙇‍♂️

引退名馬の見学に関しては見学時間の変更はありませんが、期間中は放牧時間を1時間早める関係で、收牧時間も早まります⏰おそらく午前放牧・お昼には收牧、厩舎で涼む様な流れになるかと思います(体調・天気などの理由によっては変更があります)放牧地にいる引退名馬を見られるのは午前しかないと思いますので期間中に見学に来られる方はご注意ください🙇‍♂️

一一一一一一

先日同じ浦河町内にあるイーストスタッドの佐古田マネージャーが遊びにきてくださり、情報交換する機会がありました😊イーストスタッドさんは昨年までオウケンブルースリがいたスタリオンステーションで、その時にも佐古田さんには大変お世話になりました。

佐古田さんは【ウマのフリーペーパー&ブログサイト《ウマフリ》】さんで連載をされていて、種馬場の仕事の楽しさや難しさをわかりやすく記事にしてくださっています。種牡馬を扱う牧場さんの情報はなかなか知ることができない分野なので楽しく拝見しております👀

《ウマフリ》イーストスタッドさんの連載はこちら💁‍♂️




記事を読んでいて自分にも当てはまったり共感した部分があったので、紹介させていただきたいと思います📝(佐古田さんに掲載の許可いただきました🙇‍♂️ありがとうございます!)

連載の[種牡馬の快適な生活とは]の記事内でエイシンヒカリが放牧中に隣の牧場の1歳馬を見て、それが気になり柵沿いをずっとウロウロしてしまう、というお話。これはAERUにいるスズカフェニックスと重なる部分があり、彼も気になるものがあると落ち着けなくなりずっと柵沿いをウロウロしたりする事があります。スズカは他の功労馬より神経質な部分が強く、放牧・收牧の順番も気を使うし、落ち着ける放牧地と落ち着けない放牧地がハッキリしています。手前の放牧地だと落ち着くのに、ひとつ奥の放牧地に放すだけで焦ってしまいます。数メートルしか違わないのに、彼の精神的にはかなり違いを感じるんでしょうね🤔

スズカ(もちろん彼だけではなくAERUの全ての馬)が安心して過ごしてもらえる様にこれからも彼らが出してくれているサインに気づき、対応していきたいと思います✏️

もうひとつ☝️

イーストスタッドさんは学生のインターンシップなどを受け入れていて、種牡馬の牧場の仕事をより近くで経験してもらえる活動を行っています。大変なお仕事の中、その様な活動をされているということで、感銘を受けました。

記事の最後の文章で、[馬の仕事の適正についての話]があり、これがまさに、今まで自分が馬の仕事をしていて思ってきたことがそのまま言葉になっていてハッとしました👀!

記事を要約すると、、

[いろんな経緯で馬の仕事を知りこの業界に飛び込んでくる方たちがいらっしゃいます。しかし、就職後その大変さや難しさに直面して馬の仕事を辞めてしまう方もいるのが現実です。]

[一一ただ、馬の業界は生産から中期育成・育成調教など様々な業務の牧場があって、それぞれに適性があります。もしも今の仕事に疑問を感じているのなら、違った業務の牧場を訪ねてみてはどうでしょう。]

という内容でした。

AERUに勤める前の自分は、乗馬施設のインストラクター、競走馬の生産牧場、中期の育成牧場で働いていましたが、ある時「今の仕事が本当にやりたい馬の仕事なのか?自分に向いている馬の仕事なのか?」という疑問が湧いてきました。(もちろん当時働いていた施設や牧場の方には、知識も技術も乏しかった自分を育ててくださり、感謝してもしきれません。そしてそれぞれ同じ[馬]の仕事だけど違ったやりがいがある事も当時の職場の先輩達から教えていただくことができました。この場を借りて改めて感謝🥲です。)

当時は悩んだ時期や苦しい時期もありました。でも、その経験があったからこそ馬の仕事には様々な業務があって、そこにはそれぞれ違ったやりがいがあったり、[向き・不向き]がある事がわかりました。

私は幸いなことに競走馬と乗馬の仕事をどちらも経験させていただけた事で、自分にとって向いていると思える仕事・やりがいを感じられる仕事を見つける事ができました。

もし当時、他の馬の仕事を経験しなかったり、知らないままでいたら、私は馬の仕事を辞めていたかもしれません。

当時の自分の様に同じ様な悩みを持っている方がいたら、佐古田さんが仰っていたように、違った業務の馬の仕事を調べたり訪ねてみたら、もしかしたら自分がやりたいと思っているものに近い業務だったり、やりがいを感じられる業務に出会えるかもしれません。

最近AERUに来るお客様の中に、《馬の仕事に興味がある!》という方が増えてきました。ウマ娘や引退馬ブームの影響で馬の仕事に興味を持つ方が確実に増えているので、そういった方々に楽しく、やりがいのある、自分に合った馬の仕事を見つけてもらえたらと思っています。

一一一一一一

私の今の業務で大切にしていることの一つとして、《お客様に馬を好きになってもらえるきっかけをつくること》があります。SNSやこの連載などを通して馬の魅力を伝え、興味をもってもらい、現地まで足を運んでもらい、実馬を見て、触れて更に馬を好きになってもらう…自分にできることは少なく、特別なことはできませんが、馬に興味を持ったり好きになってもらえるきっかけをつくる事が自分にできる数少ない[できること]のひとつだと思っているので、これからもコツコツと馬の魅力を発信し続けていけたらと思います。馬が好きな人をひとりでも増やしていけるように。



新しい仲間が増えました!乗用馬のタマモアテンション君です🐴

札幌競馬場で誘導馬をしたこともある芦毛の可愛い子です😍初心者コースなどで活躍が期待されます🔰


今回はここまで!

真面目な話になってしまいました😅

次回は色々話題があるのでお楽しみに🎉

ではまた👋


乗馬課 太田👨‍🌾


(つづく)

 

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協力:うらかわ優駿ビレッジ AERU

文:太田 篤志

編集:平林 健一・椎葉 権成・片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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