'11 京都新聞杯を制した個性派は、カッコイイとカワイイを併せ持つ派手顔×高身長イケメンに!|クレスコグランド vol.12
かつて観衆を沸かせた名馬の"今"を紹介!
走り終えた今も、観衆を魅了したあの日の輝きは、決して色褪せない。
全国で暮らす、名馬の個性と"今"を集める『ウチの子はあの名馬!個性にLOVE❤︎ 引退馬コレクション』をお届けします!
今回のコレクションは、2011年の京都新聞杯(G2)を制した、クレスコグランド!
現在は、千葉県香取市にある乗馬倶楽部 イグレットで暮らしているとのこと。
そのお世話をしている沼田さんにマル秘情報をたくさん聞いちゃいました!
沼田 恭子さん
(認定NPO法人 引退馬協会 代表理事)
ウマ歴:X年(〇世紀?)
出身地:広島県
趣味:馬の虫よけ(ハーブ使用)づくり
休日の過ごし方:お料理
クレスコグランド
ニックネーム|クレスコくん、クレスコ、グランド
生年月日|2008年1月31日
生産者|社台ファーム
馬主|堀川三郎
戦績|10戦3勝(2着2回,3着1回)
獲得賞金|1億162万円(中央)
主な勝鞍|2011年 京都新聞杯(G2)
父|タニノギムレット
母|マンハッタンフィズ
母父|サンデーサイレンス
ここにきた日|2022年4月26日
クレスコグランドは2011年の京都新聞杯(G2)勝ち馬で、日本ダービー(G1)5着。
2014年に競走生活を引退し、2015年からイースト・スタッドにて種牡馬となりました。
2021年11月に種牡馬を引退することになり、すでに引退馬協会さんの「フォスターホース」となっていたメイショウサムソンと同様に、イースト・スタッドの運営会社である株式会社ジャパンレースホースエージェンシーさんからお声がけをいただき、引退繁殖馬を対象とした、2022年の「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の11頭目の受け入れ馬として「フォスターホース」となることが決定。
当初は鹿児島にあるNPO法人ホーストラストさんで繋養する予定だったようですが、人懐こく穏やかな気性から、会員さんとのふれあい体験などに向くと判断され、乗馬倶楽部イグレットで繋養することになったそうです。
久々に「テンネン×ズブトイ」お馬さんがやってきました!
このステータスはオウケンブルースリ以来ですが、クレスコくんもオウケンと同じく派手な大流星で、逸材の登場に個性派大好きな担当者は嬉々としております!
担当している沼田さんに、クレスコくんの"印象的なエピソード"を聞いてみました!
「イケメンで愛想がよく、会う人には必ず顔を寄せてごあいさつ。
ニンジンをあげると、お目々キラキラで次々と食べてくれるクレスコくんは、みなさまに「かわいい!」と絶賛されます。
しかしニンジンがなくなると、けっこうクールに足元の乾草を探して食べ始めちゃいます。
かなりの食いしん坊さんなので、食べる幸せを常に探しているのかもしれません。
早食いしすぎて調子が悪くなった過去があり、それからは早食い防止のヘイネットが馬房に取り付けられています。
ヘイネットの中の乾草と格闘する姿はかなり激しく、"いかつい"のですが(地味にストレスでしょうね…)、その様子もまた「カワイイ」と言われています。
性格はひたすら天然ちゃんで、そばにいる人間に気づかないことも。
人懐こく、基本おっとりさんだけど、ズブトイ&かなりイケイケでもあります。」
色んな表情を見せてくれる、愛されキャラなのですね!
食欲☆5としていただきましたが、実際は☆10くらいありそうな勢いですね(笑)
近くに行くと必ず鼻先を向けて挨拶してくれるクレスコくん。
どの角度から見てもカワイイお顔で、瞳がとても綺麗です。
カワイイとカッコイイを併せ持つ、高身長のイケメン。
どこでも、どこから撮っても映えます。
耳も口もゆるゆる…なご機嫌クレスコくん
クレスコグランド(左)とルックトゥワイス(右)
お隣の馬房なので、格子越しに喧嘩が勃発した時があったようで、以来、馬房の間にある格子が塞がれているそうです。
顔を出している時は、あまり気にならないご様子…こうして鼻を寄せ合う様子は、かなりレアなのだとか!
天然で超マイペースなクレスコくん。
我が道を行く子なので、特別仲良しな馬はいないのだとか。
それぞれの馬たちといつも同じ距離で接しているようです。
栗毛大流星の派手顔、長身のイケメンさんです。
とても人懐こく、ふれあい担当として期待されていますが、「俺様」な性格もあり、日々いろいろな表情を見せて楽しませてくれるクレスコくんです。
沼田さん、クレスコグランドのマル秘情報をたっぷりご提供いただき、ありがとうございました!
ちなみにクレスコグランドは、引退馬協会の会員ほか、一般の方も見学可能です。
また、見学可能日時は乗馬倶楽部イグレットの営業日時に準じており、9時~17時(定休日:火曜日)となっています。
希望日の前日までに電話でご予約をお願いいたします。
また、乗馬倶楽部イグレット繋養馬の見学方法については、引退馬協会ホームページ「しらさぎだより」各ページ下部や、「競走馬のふるさと案内所」に記載の情報をご参照ください。
引退馬協会ホームぺージ「しらさぎだより」
「競走馬のふるさと案内所」乗馬倶楽部イグレット
そして引退馬協会さんのSNSからも、クレスコグランドの姿をチェックできるので、ぜひフォローしてみてください♫
X(旧:Twitter)|@rhainfo
Instagram|rha_staff
Facebook|引退馬協会(特定非営利活動法人)
WEBサイト|https://rha.or.jp/
協力:認定NPO法人 引退馬協会
乗馬倶楽部 イグレット
取材・文:片川 晴喜
デザイン:椎葉 権成
編集・監修:平林 健一
制作:Creem Pan
著作:Creem Pan・GJ
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親父ことタニノギムレット産駒ということで引退馬協会のフォスターホースになった時から気になっていた子です。毎月の報告でふれあいホースとして活動した報告があると、少し嬉しく思っています。
そのお顔の流星に負けないくらい図太く天然可愛いホースなクレスコグランド君良いですね。またご飯大好きホースでもあるようなので、だいぶ前に一度生牧草を贈らせてもらいましたが、またいずれ贈りたいと思います。早食い&大食いらしいのでおなかの調子にだけは注意してほしいですが……
写真に癒やされた
AERUのキッツ王子もだけど、クレスコくん本当に足が長いね。
5センチぐらい分けてもらうと嬉しいんだけど。。。🙂
赤いバケツを小道具に、耳をピンと立てている正面顔がカワイイ😍❣️
前にもどこかで書いたけど、ハーツクライ産駒のスワーヴリチャードもよくこんな顔をしています。
ピーター・ラビットが真面目な顔で次のイタズラを考えているときの表情に似ていて、たぶん思いは同じなんだろうなと想像していましたが、クレスコくんの場合は「次のおやつ」の可能性が高いね。🥕🍏🍎🍌🍇
ルックトゥワイスと、お互い傷を負わない程度に友達ゲンカができるようにならないかな?
〈うきうき馬体験〉のカムイとシロガネの掛け合いみたいに。(人気シリーズに『兄さん 6』が出ました☺️)
個性派のお馬たちにはいろんなセリフをつけてみたくなります。
🐴「☀️😃❗️」
🐴「🥱......😴💤」
🐴💢「😠👉 🌱🌱☘️🌱🍀🌱🌱🌱❓」
🐴「👎🤪🤡」
🐴💢「😡‼️」
🐴💢「🤬⚠️」
👩🏻🌾「 🥕🥕🫶」
🐴「❤️」
🐴「..............❤️😑」