新たな相棒がやってきた🚗✨&メイショウドトウの視線の先に…💕
北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。
そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、
馬ときどき猫な日々を綴ります。
新しい(と言っても中古)軽トラ購入が決まり、苦楽をともにしてきた初代ともお別れ。それを知ってか知らずか、手放す直前までメトは初代の助手席でくつろいでいた。

メトのお気に入りだったからなぁとやや感傷的になるも、2代目の銀トラ(車体の色がシルバー)がやって来た翌日からは、当たり前の顔をしてメトは助手席やダッシュボードに乗っていた。


初代はお世話になっている生産牧場さんから、車検代で譲っていただいたもの。ホームセンターや農協で購入した大きめの農具や飼料を載せたり、放牧地にポリタンクに入れた水を配りに行ったり、牧草庫から厩舎まで牧草を運ぶなど活躍してくれた。譲り受けた時にはかなり古かったので、とうとうエンジンがやられ、他にも怪しい箇所があったので修理するなら買い替えようということになった。
牧場は軽トラ、トラクターなど作業に使う車や重機が必須だが、それらがない期間が開業後しばらく続いた。それだけに軽トラやトラクターが加わった時には本当に嬉しかったし、ようやく牧場らしくなってきたと感慨深くもあった。 今回も皆様からのご寄附のおかげで一括で支払うことができ、心から感謝している。
前回のダイアリーでも動画で紹介したが、ここ最近、馬たち皆の気分転換を兼ねて女子チームを旧放牧地に放牧している。昨年の初春まで長らく放れていた場所なのだが、久々だとやはり興奮するらしい。若いアシゲチャンを中心に皆、テンション高め。つられてネコパンチが走ったり、メイショウドトウ(認定NPO法人引退馬協会預託馬)がバタついたりと、朝の放牧地はしばしざわついていた。
そしてドトウ。女子チームが広い放牧地にいた時は、女子たちを追って放牧地の奥まで移動していた。だが女子たちが旧放牧地にいると、ドトウは奥に行かず入口付近から放牧地の真ん中あたりをウロウロ。時には柵際で女子チームの方を凝視している。予測していたとはいえ、行動があまりにわかりやすいので思わず吹き出してしまった。
一方ネコパンチ。女子チームがよく見えるし、女子たちを追いかけてドトウの姿が見えなくなることもないので、何となくいつもより落ち着いているように見えた。

いずれ広い放牧地に女子チームを戻すつもりだが、もう少し現状が続きそうだ。
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今回のデザインはLoveuma.の人気連載『ノーザンレイクダイアリー』でもお馴染みの、ネコパンチと牧場猫たちをあしらったデザインです。ネコパンチの名前をビジュアルに活かしたデザイン、3匹と1頭(?)のネコたちをポップなビジュアルに落とし込んだデザインを制作いたしました。
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協力:ノーザンレイク
認定NPO法人 引退馬協会
文:佐々木 祥恵
編集:片川 晴喜
著作:Creem Pan
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