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芦毛ちゃんの新たな名前募集に応募できる⁉︎🗳🤏 引退繁殖牝馬の会が設立‼🐴✨


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


芦毛ちゃん。SNSでもなかなかの人気者だ。

いろいろ事情があって、本当の馬名は明かさずにSNS上には毛色そのままの通称を記載してきた。もちろん川越(ノーザンレイク代表)と私は、本名の一部で呼んで可愛がってきた。放牧慣れしていないキリシマノホシに寄り添ってくれ、以来キリシマの良きパートナー、子分としてなくてはならない存在にもなっている。


開場当初の2020年7月。キリシマとともに。なぜか態度のデカいメトも一緒


キリシマの良きパートナー、腰巾着として


その芦毛ちゃんがこのたび、ノーザンレイクから「ネガイちゃん・芦毛ちゃん(仮)引退繁殖牝馬の会」に無償譲渡されて会の所有馬になった。(←ここ重要)


飼料や諸経費が高騰のおり、キリシマノホシと芦毛ちゃんの2頭を預託料なしでノーザンレイクが抱えるのはかなり厳しくなっていた。そこへタッチノネガイの余生を支える「ネガイちゃんの会」の発起人のお2人から、タッチノネガイと芦毛ちゃんの2頭を支援する会にしようという提案があった。実は牧場開場当初から芦毛ちゃんの会を作って支援会員を募り、会員さんに名付け親になってもらおうと計画していた。たが牧場業務にライター業、そして何より体力不足が要因となって、なかなか会を立ち上げられずにいた。自分自身歯がゆい思いをしていたので、今回の会設立の申し出は本当にありがたかった。


新たな会は、認定NPO法人引退馬協会の事業の1つである「引退馬ネット」のサポートを受けながら運営する。発起人は「ネガイちゃんの会」の時のお2人プラス私が加わり3名になった。


2020年9月、タッチノネガイ(左端)が加わり3頭に。


引退繁殖牝馬の会という名称をつけたのは、理由がある。命をかけて子供を産み落とし、愛情を注いで子育てをする繁殖牝馬たち。しかし母としての役目を終えると、命の保証なく牧場を後にする。繁殖になれたから安泰ではない。厳しい現実があるということを、1人でも多くの人に知ってもらいたい、繁殖を引退した牝馬たちを1頭でも多く第3の馬生に繋がるように、啓発活動をしていきたい、そのような強い思いが会の名称となった。


タッチノネガイも芦毛ちゃんも、繁殖引退が決まった後の命の保証はなかった。だが「ネガイちゃんの会」が立ち上げられ、タッチノネガイは会からの預託馬としてノーザンレイクにやって来た。


芦毛ちゃんは、当初は繁殖としてノーザンレイクにやって来る予定だった。競馬界に長年いた川越には、自ら馬を生産してみたいという気持ちが少しあり、それを知っていた牧場勤めの知人がオーナーが手放すと決めた芦毛ちゃんの話を持ってきた。だが繁殖には使わないでほしいとオーナーサイドが希望してきた。ここで繁殖に使えないからと芦毛ちゃんを見放したら、多分行方知れずになってしまうし、キリシマの友達も欲しかったので、引き取ることにしたのだった。


タッチノネガイは、地方重賞4勝でJRAと地方の交流重賞の常連でもあったタッチデュールの母でもある。そのデュールも今はノーザンレイクに預託されていて、母娘が同じ放牧地で過ごしている。ガッチリ体型のネガイ母とスラッと体型のデュール。外見は似てないが、性格はさすが母娘と思わせるものがある。(それについてはまた別の機会に)


左タッチデュール、右タッチノネガイ

2021年7月 デュールが仲間入りして間もなく


母の貫禄 娘を蹴散らすネガイ母さん


芦毛ちゃんは女番長キリシマの腰巾着としての役目がだいぶ板についてきた。それでも時折キリシマのパーソナルスペースに入り込んでは、怒られている。

人に対しては基本的には従順だが、たまにわざと嫌がらせをしているなと感じることもある。(こちらについてもまた別の機会に)


キリシマのには敵わないが他の女子には強い

(動画の相手はタッチノネガイ)


ノーザンレイクにいる馬や猫、それから人も、皆個性が強い。タッチノネガイや芦毛ちゃんも、本当に面白くて憎めない大切な仲間だ。


タッチノネガイ


芦毛ちゃん