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SNSで話題❗️気になるメトクイズの正解発表‼️キリシマノホシとメトの絆にほっこり🐴🐈💞


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


2023年が始まって、10日が過ぎようとしている。昨年は2日に今は亡きシャトじいじ(タイキシャトル)が疝痛になり、新年早々獣医師のお世話になった。(冷えからくるものですぐに回復)。今年のノーザンレイク地方は雪も少なく、穏やかな日々が続いている。


のんびり雪の下の草を食む女子チーム(1月4日撮影)


ほんのり雪化粧の放牧地で穏やかな時間を過ごすメイショウドトウ(1月10日撮影)


牧場の仕事始めは元旦で、ライター業の方も元旦。当ダイアリー用の写真撮影や推敲を行った。そして3日は某ジョッキーに電話インタビュー。牧場で馬の世話をしていると、以前ほど競馬を観なくなった。いや、観る時間がなくなったというのが正解だろうか。競馬中継を録画はするが、それすら観る気力すらない時もある。だが競馬の仕事が入った時は、取材対象となった人や馬のレースを見返したり、成績や血統を調べたりと予習をする。そうしていると毎週美浦トレセンに通って取材をしていたコロナ前の自分に束の間戻っている。インタビューは緊張はするが、やはり生の声を聞けるのは刺激になる。現役競走馬ではないとはいえ馬と毎日接することで、相手の言わんとすることが以前よりもわかるようになった気もする。何事も無駄な経験はないのだ。


ライター業の必需品 老眼鏡があるのはご愛敬(笑)執筆のおとものコーヒーはキリシマノホシのマグカップで


今年最初の見学日は1月8日だった。北海道外から来る人もいるので、とにかく危険なツルツル路面にはなってほしくないと、祈るような気持ちで毎日天気予報をチェックしていた。幸い8日は日差しもあって暖かく、路面も問題なかったと見学者に聞きホっとした。冬の一般ファンの見学日を少なくしたのは、私個人の事情もあるが、冬は何かとアクシデント(大雪、飛行機の欠航や遅れ、アイスバーンなど)が多いというのも理由になっている。また国道235号線からノーザンレイク方面に入ると途中から舗装されていないため、轍ができやすい。その轍が日に日に深くなり、轍に慣れていない人は結構怖い思いをするようだ。なので冬場の見学は本当に気をつけてほしい。


先に見える青い看板がノーザンレイク入口 この道路が酷い轍になることがある


続く9日は今年最初の削蹄日。寒くなると蹄の伸びが遅くなるのもあり、削蹄が2か月ほど空いた。シャトルは蹄の質が弱いと装蹄師に言われていたが、そういえばドットさん(メイショウドトウ)はどうなのだろうと思い、この日質問してみた。すると「この馬は大丈夫ですよ」という答えが返ってきた。シャトルには装蹄師のアドバイスもあり、蹄の質を良くするビオチンというサプリメントを与えていたが、ドトウには与える必要もないとのことだった。削蹄してすぐ後は、蹄底の薄い馬(キリシマノホシなど)は歩様が悪くなるのだが、翌10日は夜のうちに雪がほどよく降ってくれてクッションが良かったので、放牧に出す時も出した後も歩様が気になる馬はいなかった。


削蹄中のタッチデュール。母のタッチノネガイ、キリシマノホシが興味深げに見ています


削蹄中のメイショウドトウ。装蹄師さんに少しちょっかいを出していたが、問題なく終了


Twitterでは今年も相変わらずドトウと牧場猫のメトが人気だ。そこで1月8日のTweet(Instagram、フェイスブックは1月9日)で、メトクイズを出し、答えはこのダイアリーで発表という初めての試みをやってみた。三択だったのだが、四択にして自分の考えた答えを書いてくださった方もいて、なかなか盛り上がっていて嬉しくなった。


1月8日のTweet さてこの後メトはどうしたでしょうか?

 

前置きはここまでにして、正解の動画をご覧あれ。


ドトウの放牧地に少しだけ侵入するメトと軽く速歩をする女子チーム


木に駆け上がるメト

 

正解は③の「ドットさんの放牧地に入っていった(ほんの少しだけど)」と①「木に登った」。の2つ。そしてこの後登ったはいいけど、降りれなくなる事態に。メトが困って鳴いているので「脚立を持ってきて」と川越に電話をしようとしたその時、木を滑るように降下してきて地面に見事着地した。私はスマホを操作していたので、その場面は残念ながら撮影できなかったのだが、猫の身体能力の高さに改めて舌を巻いた。 


無事木から降りたメトは私の後について女子チーム放牧地の出入口近くまでやって来た。ふと見るとキリシマノホシがメトに視線を送っていた。メトが木から降りれなくなったのに気付き、心配していたのだろうか?メトがピョコっと牧柵に飛び乗ると、キリシマがゆっくり近づいてきた。厩舎内ではキリシマの馬房のそばをメトが通ると、耳を絞ったりして厳しい態度を取ることが多いのに、この日はメトに何度も鼻先を近づけている。「大丈夫だった?」とキリシマがメトに優しく声をかけているように私の目には映った。メトもそれに応えるように鼻を寄せている。キリシマを含め私たちがこの地に移動してきて3日目に現れたメト。ほぼ最初からこの牧場で一緒に過ごしてきたメトは、キリシマにとっても大切な家族なのだなとほっこりとしたのだった。