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ノーザンレイクに厩舎を荒らす侵入者が⁉️🥷 その正体をカメラが捉えた❗️📸


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


ダイアリー更新日の本日4月4日は、キリシマノホシのお誕生日。満17歳になった。2017年の1月に私たちのもとにやって来てから、7回誕生日を祝ったことになる。


誕生日の朝のキリシマノホシ



今年も飼い葉に人参やリンゴを適当に散りばめたり、おめでとうとキリシマに伝えてシンプルにお祝いする予定だが、およそ6年ともに歩み育んできたキリシマと私たちの関係を考えるともはや特別なことは不要なのではないかとも思っている。

ただこうして誕生日を迎えたり、畜産業者から買い取らせてもらって私たちのもとに到着した日のことを思い返すたびに、命さえ繋がればそれで良しというわけではない、馬の命に対して責任を持って向き合わなければならないと気持ちを新たにしている。


川越と朝の挨拶をするキリシマノホシ


ノーザンレイクを開場するまではキリシマ1頭だったが、今は預託馬も含めて5頭いて責任は5倍になった。プリサイスエンドとタイキシャトルの2頭が天に召され、命と向き合うことの厳しさも思い知らされた。ノーザンレイクがいつまで続くのかはわからないが、これからも馬たちがなるべく苦痛なく快適に過ごせる牧場を目指して進んでいきたい。


異常がないかどうか早朝の見回り


話は変わって、最近厩舎内で起こったハプニングを。

朝厩舎に足を踏み入れるとビートパルプなどの飼料の袋が破られ荒らされていることが続いた。恐らくアライグマだろうと見当はついたが、確認したかったので、防犯用に取り付けていたトレイルカメラを厩舎内に設置してみた。


設置したトレイルカメラ


カメラに搭載されているセンサーが人や動物、車などの動きに反応して作動する仕組みで、もちろん暗闇でも撮影可能だ。飼料が置いてある空き馬房には、侵入防止のネットをかけた。


侵入防止のネット

 

すると夜飼いに先に厩舎に行った川越がネットに引っかかりかけたアライグマを発見した。アライグマは慌ててネットを振り払って、逃げていったという。

厩舎に到着した私がトレイルカメラを確認すると、尻尾が縞模様でやはりアライグマだった。(狸は尻尾に縞模様がない)




カメラがとらえたアライグマ


ネットに引っかかり、人間と遭遇したことから、アライグマも警戒したのか、以来カメラにアライグマが映ることなく、数日が経過している。ノーザンレイクだけではなく、他の牧場でもアライグマの被害は多発していると聞くが、何とかこのまま厩舎に現れないでほしいと願うばかりだ。


最後に前回のダイアリーで募集した見学枠プレゼント。応募者多数のため、枠を2組に増やすことにした。今週金曜日までに当選者にメールをお送りする予定なので、お待ちいただければと思う。



ドットさん(メイショウドトウ)のお誕生日にたくさんの生牧草ありがとうございます!

(つづく)

 

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ノーザンレイクダイアリーでお馴染みの、メトと芦毛ちゃんをモチーフにしたデザインのグッズに加え、アイヌ文様をモチーフにした新たなデザインのグッズも展開中!




 


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協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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