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メイショウドトウが開腹手術を乗り越え、ノーザンレイクに帰って来た❗😢🐴


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


皆様に大変ご心配おかけしているドットさん(メイショウドトウ)の開腹手術。明け28歳と高齢のドットさんにとっては全身麻酔はハイリスク。手術を終えて覚醒して立ち上がる時にケガをするリスクも高い。だがドットさんはそれを乗り越えてくれた。「さすがGIホース」と、ドットさんの持つ芯の強さと底力を川越は讃えた。


手術後、入院馬房でのドットさん


乾草の茎の硬い部分がうまく消化されず、それが結腸のあたりで詰まってしまい、その重みで腸の位置がずれた(変位)のが今回の疝痛の原因となった。以前から硬いチモシー(乾草)は口にせず、柔らかい葉っぱの部分が含まれるルーサン(アルファ)を好んだ。タイキシャトルもそうだったし、私が個人的に知っている高齢馬もそうだった。ルーサンも硬い部分はクチャクチャ噛んで、うまく噛み切れない部分はペッと吐き出していた。以前整歯もしていただいたが、やはり高齢になるとそれだけではなかなか改善はしなかった。


噛み切れない部分は吐き出してはいても、当然飲み込んでしまった分もあるわけで、どうやら、それが詰まってしまったようだ。


入院馬房で柔らかな草を少量口にする


今はまだ、ほんの少量の食事を何回かに分けて食べている段階だが、今後回復した後の飼い葉については現在検討中だ。


2月25日、新ひだか町三石にある家畜高度医療センターを退院したドットさんは11時55分頃、ノーザンレイクに帰ってきた。いつもの場所に戻ってきて、ホッとしているようにも見えた。


馬運車が到着し、メトが様子を見に来た


メトが見守る中、ドットさんが降りてきた


「よく帰ってきたね」ドットさんに声をかけた。不覚にも泣きそうになった。だが、まだ気を抜けない日々が続く。泣いている場合ではない。皆様の応援の声を力に変えて、ドットさんと一緒に乗り越えていければと思っている。



住み慣れた我が家に戻ってきて、ホッとしている様子のドットさん


*また改めて詳細をお伝えする予定ですので、よろしくお願いいたします。


フミフミする福豆(ふくちゃん)と呆れ顔のチビたん

 

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協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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