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高齢馬・メイショウドトウの体温調節は超シビア🐴🥶ぬくぬく馬着にホッコリ表情…😚📸


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


TwitterはじめSNSに馬着なしの女子チーム放牧姿を投稿すると、時折驚きの反応がある。寒そうに見えるのかな?と思いつつ、ここ馬産地・日高を車で走っていると馬着を着用しないで放牧されている馬を多く見かけるし、裸のまま夜間や昼夜放牧もよく行われている。


真冬でも放牧地では馬着なしの女子チーム


ノーザンレイクでも、牝馬たちはずっと馬着を着せないで放牧してきた。理由は、寒さにはある程度適応できることと、健康管理において日光浴が重要なこと(獣医師からも推奨された)、砂浴びならぬ雪浴びをした時に必要以上に馬着がズレてしまい、それを踏んで脱げたりして事故に繋がる可能性があるからだ。(無口も含めて、リスクになりそうなものはなるべく着けない)ただあくまでノーザンレイクではそうしているということであって、これが正解なのかはわからない。だが日頃から馬の状態やその時々の状況を観察しながら管理するようにしていて、常に試行錯誤の連続だ。


2021年冬 女子チームは3頭だった(右から芦毛ちゃん、キリシマノホシ、タッチノネガイ)


2022年冬 タッチデュールが加わり賑やかになった


2023年冬 美味しそうに牧草を食べる女子チーム


一方、3月25日に満27歳を迎えるドットさん(メイショウドトウ)は、馬着を着せて放牧する日数が女子チームに比べて多い。毎朝放牧前に体温を計るのだが、タイキシャトルがそうであったように高齢馬は体温が低い傾向にあり、年を重ねると体温調節がうまくいかなかったり、自力で体温を上げずらくなる可能性もあると感じたからだ。それでも獣医師からは、日光浴は大切なので高齢馬も可能な時は馬着なしで放牧するように言われてもいる。そこで天気予報をチェックして、日中の最高気温がプラス前後で風も弱く、日差したっぷりの時には裸で放牧している。また朝と日中の気温差がある時には、気温が上昇してきたらネックカバーを外したり、馬着を脱がせたり、薄いものに替えたりしている。


馬着着用での放牧が多いドットさん


暖かい日はドットさんも馬着なしで放牧


元気一杯の女子チームだが、1月25日は馬着を着せて放牧に出した。この日は最低気温がマイナス16度で、日中もマイナス10度前後の予報だった。女子チーム最年長のタッチノネガイは5月21日に満21歳と高齢の域に入ってきたし、他の馬たちもさすがにこの気温が放牧中に続くのは厳しいと判断して、開場以来初めて馬着着用での放牧とあいなった。ちなみに女子チームは放牧時は少し軽い(薄い)馬着に着せ替えた。すると芦毛ちゃんが、その馬着を口で引っ張って剥がそうとした。芦毛ちゃんの頭の中には、馬着を脱ぐ=放牧という図式が出来上がっていて、再び馬着を着せられ放牧に出られないと思ってしまったのかもしれない。芦毛ちゃんには「今日はこれを着て放牧に行くんだよ」と言って聞かせて何とか着せたのだが、翌日からは抵抗しなくなったところをみると、理解してくれたのだろう。


1月25日 女子チーム、開場以来初めて馬着を着て放牧


1度馬着を着せてしまうと、少し気温が高くなっても急に馬着なしにすると冷えるのではないかとか考えてしまい、脱がせ時が難しかった。結局、最高気温がプラスになった2月6日に馬着なしの放牧が再開された。


最高気温がプラス予想の2月6日、再び馬着なしで放牧


さて以前も書いたが、昨年12月からの今年にかけて、厩舎では各馬新しい厚馬着を着用している。ドットさんは既報の通り、中綿450gの厚馬着。タッチノネガイと芦毛ちゃんは、クリスマスドネーションのおかげで450g&400gの馬着。キリシマもタッチノネガイと芦毛ちゃんと同じタイミングで、400gの馬着を購入。そしてタッチデュールにもオーナー様購入の400gの馬着が届いた。これまで着用の300gのピンクの馬着もSNSに投稿するたびに「可愛い」と評判だったが、新しい馬着も早速「可愛い」とコメントがついていた。今回のはブルー基調に柄がお猿さんとバナナ。届いて包装をあけてみた時、思わずクスっと笑ってしまった。デュールに着せた動画と写真をオーナー様に送ったら「男の子みたいですね」という返信があった。ピンクも似合ったがブルー基調の馬着は確かにボーイッシュな感じがして、違った可愛さがある。馬も人間と同じで、身につけるものによって印象が変わる。


新しい馬着を着せてもらうタッチデュール


お猿さんとバナナ柄


ドットさんの場合は、新しい厚馬着が「どてらみたい」と評判だったりするし、SNSの反応は実に面白い。また折に触れて、SNSでの反応や質問、疑問にダイアリーでお伝え(回答になっていないかもしれない)できればと思っている。


どてらみたい!?と評判のドットさんの馬着

(つづく)

 

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ノーザンレイクダイアリーでお馴染みの、メトと芦毛ちゃんをモチーフにしたデザインのグッズに加え、アイヌ文様をモチーフにした新たなデザインのグッズも展開中!




 


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協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:平林 健一

著作:Creem Pan

 


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3 Comments


HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Feb 10, 2023

きのう(2月10日)徹夜仕事明けのモーロー状態でテレビをつけると、見覚えのある顔が。

あれ、メトさん。テレビじゃなくMacつけちゃったかな?🥱....😴.....😳‼️いやちょっと待って、今なんてった?「メイショウトドー」?

私のMacがこんな言い間違いするわけないよ。やっぱりテレビだ!!


というわけで、事前予告を知らなかったにもかかわらず、お馬の神様がリモコンのチャンネルをテレ朝にセットしてくださっていたおかげで、メトさんの騎乗シーンが全国に放映された瞬間を目撃することができました。

地上波デビューおめでとうございます!🎉 次はBSで世界制覇か?

黒猫モリスとウマ友のシャンピーみたいに、いずれナショナルジオグラフィックTVにも出てほしいです。

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HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Feb 08, 2023

ノーザンレイクのグッズがいろいろ届きました。

アイヌ文様のワークシャツ、すごくカッコいいです!🤩

馬上で映えると思うので、ロングタイプもあると嬉しい。丈を少し長めにして後ろにセンターベント(切れ込み)を入れたら、春秋の軽いライディングコート代わりにもなりますね。


かさばらない贈物をしたいとき、色とりどりのサコッシュをギフトバッグに使っています。これが大好評❗️

昨年のクリスマス、〈芦毛ちゃん&メト〉モチーフのブランケットやタオルをたたんでおそろいのサコッシュに詰めて友達に進呈したところ、「ブランケットは入れたままで、飛行機での移動中にネックピローとして重宝している」という感想が届きました。(私は湯たんぽカバーにしてます)


これからバレンタインや入学・卒業祝いの季節到来。ノーザンレイクのおしゃれなサコッシュに詰め合わせて贈りたいものがたくさんあります。

カラーもデザインも増えたので、選ぶのが楽しいです🎵😊


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HisMajesty Graustark
HisMajesty Graustark
Feb 07, 2023

お猿とバナナに着替えたとたんに、デュールさんのヘアスタイルがおかっぱから坊ちゃん刈りに見えてきた。

ピンクとブルーでこれだけ変身できるなんて、故・手塚治虫先生の『リボンの騎士』のようです。🎀🗡️✨


高齢者の体温調節はむずかしいですね。特に動物は。

自分で暑いとか寒いとか言わないので、人間が察するしかない。

夏の扇風機の調節から冬の馬服の脱着まで、いつもこまやかな気配りを本当にありがとうございます。😭🙏🏻(ドテラドットのFP一同より)


AIによる自動化がいくら進んでも、ロボットが馬のケアを100%こなす日が来るとは思えません。(川越さんレベルのグルーミングロボットが誕生するまでにはあと10万年ぐらいかかる)

ノーザンレイク・ファミリーを見ていると、ヒトやメトはまだまだお馬たちに必要とされる存在であることを強く感じます。


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