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【乾草派❓青草派❓🤔】メイショウドトウの食べ歩き🐴😋&雪をホリホリするネコパンチ🐈❄🦺


 

北海道新冠町にある、引退馬の牧場ノーザンレイク。

そこで毎日を過ごしているライター・佐々木祥恵が、

馬ときどき猫な日々を綴ります。

 


昨年暮れに牧草ロールを10個購入した。牧草ロールの草は馬房でも食べるし、冬場の放牧地にも投げ入れる。


牧草ロール(撮影時間帯が悪く見づらくて申し訳ありません)


ロール用の牧草は、1つの採草地から基本的に2回採れるのだが、1回目が1番牧草、2回目が2番牧草と呼ばれている。1番の方が栄養価は高いのだが、草が硬く食いが今ひとつ。以前は1番と2番の両方を購入していたが、馬たちが好むのは柔らかい2番牧草の方。栄養価が高くても食べてくれなくては意味がないので、今回は2番牧草のみにしたのだが、馬房や放牧地で皆美味しそうに食んでくれている。


美味しそうに牧草を食べる女子チーム


だが不思議なことにいくら投げ草が放牧地にあっても、気がつくと馬たちは前脚で雪を掘り、その下の草を食べている。冬の北海道の放牧地は当歳〜1歳くらいの時に経験して以来のはずのネコパンチも、いきなり雪を掘って草を食べ出したので、この行動は本能なのだろう。


雪を掘って草を食べるネコパンチ


昨シーズンまでのドットさんは、雪を掘るのが面倒くさいのか、運ばれてくる乾草を待つ派だったが、晴れて穏やかな日には放牧地の奥まで歩いて行き、雪を掘って草を食べている姿を最近目にするようになった。シャトじいじ(タイキシャトル)が存命の頃は2頭とも雪をまるで掘らず、出てくる草を食べているのみ。放牧地内でもあまり動かないので、運動不足解消にと乾草の束を割いて放牧地に点々と置いた。シャトじいじもドットさんも食欲はあるので、こちらのもくろみ通り、あちこちにある乾草を渡り歩いて食べてくれた。しかし今のドットさんは、草を点在させる必要はなくなるほど、行動的になっているような気がする。


もくろみ通り、食べては歩いてまた食べてのシャトじいじ


こちらも動いては食べのドットさん


つい先日もドットさんが放牧地の奥にいるものだから、いつもは不干渉のネコパンチが「あれ?あんな所にいる。」とばかりに首を伸ばして遠くにいるドットさんを凝視していた。


投げ草に気づいて放牧地の奥からやって来るドットさん


馬たちにとって冬は過ごしやすい季節なのかどうかはわからないが、少しでも馬たちが快適な毎日を送れるよう、試行錯誤は続くことだろう。


最近のメト&ふくちゃん(福豆) すっかり仲良し😆

 

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【ご寄付について】


ノーザンレイクでは運営資金のご寄付を受け付けております。

寄付口座開設の経緯につきましては、以下の記事をご確認ください。 https://www.loveuma.jp/post/nld_221004


 


 

協力:ノーザンレイク・認定NPO法人 引退馬協会

文:佐々木 祥恵

編集:片川 晴喜

著作:Creem Pan

 


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